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野良猫の厳しい現実!先月風を引いて居た体の小さな猫が今も元気でしたが喧嘩傷が! [格差社会]

20130116-1.jpg[カメラ]我が家のご先祖様の墓参り行くと先月、風邪を引いて熱がありそうで元気が無かった子猫が元気に出迎えに来てくれました。

手前の体の小さな猫は、先月の状況では元気が無く餌をあげてもほんの僅かしか食べられず、他の猫が食べてしまう状態でしたのでこの寒さの中で年を越せるだろうかと心配される状況でした。

写真のもう一方の猫は、この体の小さな猫を一生懸命かばい見守って居ましたので、この猫が居たお蔭で年が越せたのかも知れません。

辺りは広大な墓地ですので食べるものは御供物を食べた野ネズミ程度ではと思われますが、寝ぐらはどうしているのか全く分かりません、この小さな猫以外は丸々と太り毛の艶も良く健康状態は良さそうです。

20130116-2.jpg[カメラ]ふと見るとこの小さな猫さん他の猫に咬れたのか、引っ掻かれたのか分かりませんが、数センチに亘る怪我をしている事に気付きました。

心配になり傷口をそっと観察してみると既に新しい皮膚が出来て治って居る様で、全体的に体も大きく逞しくなっていますので安心しました。

野良ネコの社会はある意味で弱肉強食の世界で体が大きく強い猫が餌を取上げてしまい、こうした体の小さな猫は食べるチャンスが減りますので、益々体が小さくなってしまいます。

その為、病気にかかる事も多くなり、更に、縄張り等の喧嘩に巻き込まれる事も多くななりますから、写真の様に怪我をしてしまいます。

怪我は感染症を引き起こしたり、猫白血病等の病気を相手の猫からうつされてしまう可能性も高く結果的に短命に終わってしまいます。

野良ネコと言えども、野生の世界と対して変わりませんから強いものが生き残り、強い子孫を残すと言う自然の摂理は仕方が無いのかも知れません。

20130116-3.jpg[カメラ]右側の猫が、体の小さい猫の餌を食べてしまうのでこうして分割してあげて見ました、体格の違いをご覧ください。

こんな小さな体でも、大きな猫を相手に健気に生きる姿は、「生命の底力は、逆境で作られる」事をこの小さな猫が教えてくれて居るのかも知れません。

しかし、余り近づいたり、しゃがむと警戒して直ぐに逃げてしまうので猫の表情が取れないのが残念でした。

ここへは年に数回しか来ないので、この猫さんた達とは暫く会えませんが、この世に生を受けたからには多少なりとも良い思いをして欲しいと願い、日頃のご先祖様の墓守のお礼に、ごちそうを振る舞いました。

それにしても、野良猫の世界でもいじめる猫と、いじめられる猫をこれを守る猫が居るのですから、良く考えるとこうした仲間で暮らして居るのですから、お互いが助け合って生活して居るのかも知れません。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.150~0.134マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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