SSブログ

内装費だけで約10億円のひきふね図書館を検証!再開発と官僚ビジネスを追う 第2話  [再開発事業に見る官僚ビジネスを追う]

20130201-3.jpg[カメラ]2月1日に議員に公開されたひきふね図書館の書架ですが、これと同じものが2フロアーにございます。

この書架の価格が合計は約7,000万円位したそうです。

20130201-4.jpg[カメラ]これが図書館館の心臓部とも言える機械式図書保管管理システム、これがこの図書館で最もお金がかかったもので価格は1億5,000万円だそうです。

構造は、倉庫の在庫保管管理システムと同じで、各ラックと通箱に記号が付けられてセンサー位置や保管図書を読み取りながらコンピューターで管理する仕組みになっています。

こうした機械は、私自身機械の設計をして居たので扱った事がありまして、当時と殆ど変らないセンサーとサーボモターの組み合わせで、棚にはコンピューターにX軸とY軸の値を入力すれば所定の位置に収納される仕組みです。

20130201-2.jpg[カメラ]写真のカウンターの前にあるPCに書籍等の名前やデターをインプットして収蔵庫の図書を取り出したり、返却口付近の光センサーが、貸出先から帰って来た書籍のバーコード又は磁気デターを読み取り、コンピューター記録管理する仕組みです。

最もお金がかかったと言われる、機械式図書収蔵管理が1億5,000万円で書架が合計7,000万円ですから合計2億2,000万円になります。

こうしたものを含む内装費が合計10億円である事は平成9年9月19日のブログに取り上げております。

詳しくはこちらのリンクをご覧ください。http://ose.blog.so-net.ne.jp/2009-09-19

墨田区がの買入部分は3,380.83㎡ですからこれを坪に換算すると約1024.5坪になります。

それでは、内装費の坪単価を出してみますと、約10億円から機械式収蔵庫代と書架の約7,000万円を引くと約9億3,000万円になります。

この約9億3,000万円を約1024.5坪で割ると坪単価が約91万円になります。

これは飲食店以外のブティック等の内装費の相場が10~40万円、美容室等では30~60万円、飲食店では厨房等がありますので20~60万円ですから、大理石だらけの銀座の超高級クラブ並みの坪単価なのです。

私の感触では図書館の内装は、坪単価30~40万円前後ではないかと思いますので、3~4億円は高く買わされているのではないかと感じました。

以前、当ブログでこの図書館の区分所有建物の周辺価格から見た適正価格は坪180万円である事を指摘しております。

詳しくはこちらをご覧ください。http://ose.blog.so-net.ne.jp/2012-11-23

これで計算すると約18億4,400万円になり、これに内装費の適正価格を約6億円とすると、合計24億4,400万円になりますからこれを購入価格の約30億683万円から引くと、区が高く買った分の金額を割り出せるのではないでしょうか。

これを計算すると、6億283万円になります。

不思議な事に、


nice!(24) 
共通テーマ:ニュース

nice! 24

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。