SSブログ

北十間川に見る船運で活性化の嘘!東京に残された自然を破壊してしまうだけ! [無駄な公共事業]

20130529-2.jpg[カメラ]写真は北十間川の干潮の時の様子です、墨田区はこうした河川を利用して船運を推進しょうとしていますが、水深が浅く上には橋がかかり極めて狭いスペース無い事に気付くべきです。

更に、呆れた話が小梅橋先にある樋門を壊して閘門しようと言う話しもございますが、これを作るだけでも恐らく200億円位はかかるだろう思われますし、こうしたコストを回収出来る様な船舶はそもそも通行出来ないのです。

写真を見ても分かる通り、屋形船ですら干潮には川底に乗り上げてしまい航行が不能ですし、満潮時には橋の下を通れずに潮が引くまで待機せざる得ないのです。

やはり、こうしたものに税金を投入しようとする動きがある事は、税金の捨て場所を探していると見破る必要があります。

来月の6月1日には、吾妻橋の防災船着場がオープンするのですが、その利用率が極めて低いであろう事を予想致します。

その理由は、一言で言えば「税金の捨場所」だと言えるからです。

これは取敢えず建設費の予算を消化してしまえば、その後はどうでも良い訳でつまり「お金の捨場」として利用されたに過ぎません。

防災船着場と言っても首都直下型地震が仮に発生すると、余震が続く為に警報により船舶は航行出来ませんし、津波等があれば河川に瓦礫が流れ込みますから、スクリューに漂流物が絡まる恐れがあり航行出来ません。

船着場に防災と付くのは防災関連の予算を消化する為のトリックに過ぎません。

20130529-1.jpg[カメラ]最大の被害者はこの川に住むこのゴイサギかも知れません、2ヶ月ほど前に東武鉄道のガード下建物が撤去された際に巣として使って居たマロニエの木が伐り倒されてしまいました。

しかし、ここがお気に入りの様で毎日姿を見せます。

この写真はエサとなる小魚を捕まえに来ていて、泥の中から顔を出す小魚をねらって居る所です。

ご覧の通り、サギが歩いただけでヘドロが舞い上がるのがわかると思いますが、川底はヘドロが溜まって汚いですし、大雨の後などは川底がかき回されるので悪臭が漂う事がございます。

江戸時代にはこの場所でシジミが豊富に取れたそうですから、いまよりもずっと水が綺麗で水深もさらに浅かったものと思われます。

閘門を作る為に莫大な税金を使うなら、逆に砂を撒いて川を浅くして江戸時代の様にシジミの取れる川にしてシジミ狩りを楽しんでもらう方が良いと思います。

耐震護岸の整備だとか言っておりますが、護岸がコンクリートだらけにされてしまえば、このゴイサギも何処かへ行ってしまうのでしょうか。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.129~0.120マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


nice!(21) 
共通テーマ:ニュース

nice! 21

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。