エンジンマウントの交換!車の乗り心地を左右する重要な部品で消耗品です! [車の維持管理自分でやって維持費削減]
写真部分の黒い丸いものがエンジンマウント(フロントエンジンパット)と呼ばれるもので、日頃から交換の必要を感じて居ました。
この部品はエンジンの振動を吸収しますので車内の振動へ振動が伝わるのを抑える装置です。
これがダメになると、オートマ車ではギヤをDレンジに入れたまま停車すると車体が振動しますので分かりますし、高速で走行しますと車体全体が振動したり内装パネル等が共振して雑音がしますのでこんな症状が出たら交換です。
この部品が故障すると車の乗り心地悪くなるだけですから、即事故に直結したり車検が通らないと言う問題は殆どございません。
エンジンマウントは左右に1つづつありますので、上下の取付部分のナットを外してエンジンの部分をジャッキで上げて外して交換と言う作業です。
今回は残念ながらエンジンを持ち上げる工具がございませんので自分で工具を購入して交換するよりもデイラーで修理した方が安いのでデイラーに持ち込みました。
私の車も製造から25年以上経過している所謂絶版車ですから、デーラーさんから純正のエンジンマウントは日本に在庫は6個しか無いと注文時に言われました。
作業時間は約1時間半位で交換が完了し交換したエンジンマウント見せていただきましたが、25年半も交換しておりませんでしたので重いエンジンを支え続けたせいかゴムの表面にヒビが見られ劣化していました。
恐らく内部のオイルは既に抜けてしまって居るのかも知れません。
この部品の構造は、ゴムのまりの様な形状の中にオイルを充填したもので、ゴムの弾力と内部の油圧の移動でエンジンの振動を吸収する仕組みになっています。
交換が終わり走行して見ると、かなり静粛性が戻り新車当時の走行が戻りました、そしてギヤをDレンジへ入れても車体が振動する事も無くなりました。
ゴム製のパーツは他の部品と比べて劣化が早いので、どうしても交換せざるを得ませんから定期的に点検して交換される事をお勧め致します。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.125~0.121マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)