契約案件の謎!毎年同じ業者が落札出来る仕組みをさぐる!情報をお寄せ下さい! [墨田区の灰色政治]
「平成25年二定契約議案(物品の買い入れ)資料」と題された文書をご覧ください。
1では、「随意契約とした理由」が書かれております。
理由は、指名競争入札を行ったが不調となった為に「地方自治法施行令、第百六十七条の二 地方自治法第二百三十四条第二項 の規定により随意契約によることができる場合は、次に掲げる場合とする」と定められています。
同法8号には「八 競争入札に付し入札者がないとき、又は再度の入札に付し落札者がないとき」と書かれております。
2では、一般競争入札とせず、指名競争入札とした理由が書かれております。
①では、区内のの中小企業を育成する為である事が強調されて居ます。
②では、独占状態になる事を避ける目的が書かれております。
③では、実績の無い者を排除して効率性を高める趣旨の内容が書かれております。
本当にこの様になって居るのか調べて見ました。
これは平成25年度の入札見積経過調書ですが、12回目の入札では入札に10社参加し1社が辞退し9社が応札していますが、予定価格を上回って居たと言う理由で2回目の入札が行われ、9社中6社が不参加となり、2社が辞退し結果的に入札したのが1社だけであった事がわかります。
これを受けて地方自治法施行令、第百六十七条の二第1項第8号の規定により随意契約になった経緯がわかります。
これは内容が同様の平成24年度の入札見積経過調書ですが、同じ業者が落札しています。
この2年間の入札の参加企業10社は、不思議な事に全く同じメンバーである事を考えますと②の、独占状態になる事を避ける目的と言う趣旨に疑問を感じざるを得ません。
また、2年連続同じ業者が落札又は随意契約して居る事は、①の区内のの中小企業を育成する為である事が強調されて居る事に反する内容になって居るのではないでしょうか。
③では、実績の無い者を排除して効率性を高める事を強調しておりますが、実績の無い者を排除し過ぎた結果10社だけに限定されてしまう恐れはないのでしょうか。
これは入札の仕様が解る部分ですが、梱包単位から考えますと意味不明の端数が指定されたり、同じ飲料水なのになぜ炊き出し用と飲用に区別されて居るのか合理的な理由が見当たりません。
実は、墨田区の競争入札は参加したくてもハードルが高過ぎて参加出来ないと言うクレームが多く寄せられております。
これらには何か隠れた問題点があると思われます。
問題点を現在調査中ですので、この様な仕組みの謎をご存じの方からの情報をお寄せ下さい。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.134~0.105マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)