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再び再燃した本所地域プラザ問題!墨田区と施工業者のトラブルで工期の遅延! [墨田区の灰色政治]

20130909-1.jpg[カメラ]墨田区が本所地域プラザの指定管理者にしようとしているユウレイ法人の一般社団法人BIG SHIPが6月28日付で大慌てで登記申請を行った事を以前取り上げましたが今度は工期が半月も伸びる異常事態が発生しています。

20130909-2.jpg[カメラ]これは今年の6月に撮影した工程表などですが、この時に既に工程と工期のズレが生じて居た様です。

工期が遅れる理由を墨田区と施工監理者の双方に聴取して調査して見ますと、墨田区の建築工事の発注の仕方に原因がある事が見えて来ました。

その一番の原因が、最初の予定価格の決定から実態の建設価格のズレがある事をが上げられます。

これは、これまでの墨田区の入札の経過や工事の仕様書を調査して居て建築工事費の予定価格は低すぎる反面、電気や設備工事等が逆に予定価格が高い傾向にあります。

これまでにも建設工事で辞退する施工業者が多いのは採算が取れないか取れば赤字になる予定価格が何故か示され続けて参りました。

すみだ北斎美術館新築工事の建築では、入札参加企業が全て辞退し入札が流れ再入札なった事もこの事を裏付ける結果となって居ます。

こうした背景には、墨田区の財政状況が逼迫しており、こうした部分がかなり切り詰められた結果こうした状況が生まれたと思われます。

本所地域プラザはその指定管理者を一般社団法人BIG SHIPが入札を経ずに行わせる事にガバナンスを理由に決まっておりますが、この財団の幹部や役員は自民党の支援者が名を連ねて居る事も問題視する声が寄せられて居ます。

この一般社団法人は実績も事業実態も不明と言う謎だらけなのですが、指定管理費は今後定期的に支払われる事には変わりありません。

墨田区では次々に天下り先として利用できる外郭団体を作って参りましたのので、こうした外郭団体に流す交付金が財政を圧迫し始めております。

その付けが、公共事業への圧迫を引き起こして居るのではないかと考えられます。

そもそも公共事業は、区内の業者の育成や景気の悪化で苦しむ中小企業を活性化する事が目的の側面もございますので、受注した側が赤字になる様では公共投資の意味がありません。

墨田区では逆の事が行われて居るのではないでしょうか。

役人の天下り先となる外郭団体への補助金や、役人の都合の良い議決をする与党の関係者の居る法人には手厚くとなると困りますし、その手厚い分が予定価格の低め誘導で捻出されて居るとしたら施工業者は苦しみます。

次に考えられるのが、お役人のミスを施工業者に押付ける傾向があるのではないでしょうか。

9月3日の当ブログの記事で取り上げましたが、墨田区の職員には官尊民卑的な感覚を持って居る者がおり、行政の裁量権を振りかざし区民の意志にそぐわない事をやらせようとする輩も居ります。

これは、誰がご主人で使用人なのか履き違えた官尊民卑的な感覚を持って居る者が居る事は確かです。

私達は、複数の種類の税金を国家権力により強制的に負担させられる反面、その対価として行政サービスを受取る事になります。

行政サービスを行う役人が公僕である事を忘れ、特権の乱用や搾取に走れば国民の怒りを買います。

今回の本所地域プラザでは約100ヶ所に亘る設計変更が生じたそうで、これが全て施工業者側の責任と言い切れるのか疑問です。

本所地域プラザの落札価格は3億1,500円でしたが、私の試算ではこれだけの建物で内装が八広地域プラザクラスなら4億円ぐらいと思われますので、恐らく落札業者は赤字か近くに別の工事現場があるとかでないと厳しいと推測します。

やはり役人の利権が優先される行政を変えて行かなければなりません。

[カメラ]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.139~0.131マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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