平成25年決算特別委員会審査4日目民生費・衛生費・介護保険特別会計の審査! [これが最強のオンブズマン]
29日の平成25年決算特別委員会審査4日目は民生費・衛生費・介護保険特別会計の審査が行われました。
本日は、心身障害者福祉事業について質問致しました。
上のグラフは精神障害者福祉手帳の申請状況を示したグラフで、事前に資料請求をして理事者に作成していただいたものです。
この資料を作成を要求した理由ですが、長引く景気の低迷や小泉構造改革で我が国の修身雇用精度が崩壊してしまい、臨時雇用や非正規社員、派遣社員が激増し若い人達が安定した職場に付けなくなっている背景を考慮したからです。
私自身サラリーマン時代金融機関や大手総合商社と言う極めてストレスの多い職場に居た経験で同僚の中で精神的に参ってしまう人達を目の当たりにしているからです。
当時は修身雇用精度でしたが、病気や怪我をしても会社に復帰出来る環境でしたが、小泉構造改革以後は雇用情勢が変化して病気や怪我をしたら会社に残る事が大変厳しくなって居るのが実情です。
更に現在では、臨時雇用や非正規社員、派遣社員が激増しておりますので、何時までこうした仕事に従事出来るのかと言う不安や社員を使い捨てるブラック企業が増えてしまった今、精神的に追い詰められてしまう人が増えて居る事が推測されます。
やはりこうした統計デターを取ってグラフにして見ると、現状が如何に深刻なものであるか解ると思います。
墨田区では、10年前は300人程度だったものが10年後には900人近くなり3倍に増えてしまって居ます。
こうした状況を把握し、墨田区の明日を担う若者を行政が守る体制を作る事が大切ですし、精神的にダメージを受けた人を見守りながら治療が出来る環境作りが必用と考えこうした体制が取れて居るのか質問を致しました。
理事者側からの答弁では、こうした体制が取れて居ない事や、本人から申告があれば対応するとしていますが、精神疾患は本人が自覚して居ないケースが多い事への認識がされて居ない事がわかりました。
最近ニュースで騒がれて居るストーカー殺人事件も、事件の背景をさぐると異常と思える精神状態ではないかと思われる節がございます。
また、近隣トラブルから殺人事件に発展するケースでもこうした関係が否定出来ないのではないでしょうか。
こうした問題に行政が無関心ではなりませんし、精神疾患から社会に適応出来ない人を増やしてはならず、自殺や秋葉原での連続殺傷事件の様に自暴自棄になって全く関係の無い人々を死傷させてしまう事を予防する必要がございます。
その為、こうした問題が発生する前に予防する措置を講じる様に要請居たしました。
この他に、シルバー人材センターの登録者に仕事が回せているのかと言う問題や、産業構造の変化で単純労働が無くなりスキルを持たない人達への仕事の確保はどの様に行われて居るのかについても質問を致しました。
登録者への仕事は、昨年度よりも向上したそうですが、スキルを持たない人達への仕事の確保と言う点では中々進んで居なのが実情の様です。
次に、生活保護費受給者が資源ごみの持ち去りをしたりパチンコ等で所得があっても申告されずに不正に受給している可能性についても質問を致しました。
資源ごみの持ち去りをしたりパチンコ等で所得は税務的に把握出来ないのが実情です。
こうした換金場所で源泉徴収等の制度が無い事がそもそもの問題で、サラリーマン等はしっかり税金を取られますがこうした人達は税金を払わずに、納税者からの税金で生活保護を受給するのは余りにも公正を欠いて居ると思います。
今後こうした事が確認出来れば生活保護を取り消す事も検討するとの回答でした。
17分と言う質問時間の制約でこれだけの質問で時間が終わってしまい介護保険の問題まで質問が出来ずに残念でなりませんでした。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.137~0.134マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)