東武伊勢崎線旧隅田公園駅跡が鉄道高架耐震工事の為に解体されました。 [墨田区の名所・旧跡]
12月20日東武伊勢崎線旧隅田公園駅跡が鉄道高架耐震工事の為に完全に解体されました。
1931年(昭和6年)5月25日に開設され、大東亜戦争当時に不要不急駅の対象となり1943年(昭和18年)12月30日から約3年間休止される事になりました。
しかし、1945年(昭和20年)3月9日から10日にかけての東京大空襲で焼失してしまいます。
その後再び建物の一部は再建されますが、隅田公園駅は営業再開する事が無いまま1598年(昭和33年)10月22日に正式に廃止となったそうです。
駅として使われた期間は僅か11年間程度でしたが、当時の航空写真等を見ますと、この高架の上にスレートの屋根を持つ長いホームがあった事がわかります。
3年位前までは東武鉄道の関連会社が事務所として使っており、夏になると建物付いたツタに覆われた姿も涼しげで素敵でした。
20日には解体工事は全て終わり高架のコンクリートの柱だけになってしまい、今後は高架耐震工事が行われ、その後はこの高架を利用した商業施設等が作られる計画も検討されて居る様です。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.135~0.126マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)