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墨田区の公共事業で暴力団が受注を希望する業者を脅迫!約3億円が暴力団系企業へ [違法だから儲かる隅田川浅草をめぐる闇利権]

20140317-1.jpg[カメラ]写真は2011年4月下旬、東京スカイツリー周辺の道路舗装工事の一般競争入札で、同年5月に2億8700万円で暴力団が関与する企業とJVを組んだ企業が落札した工事の場所です。

この工事を巡り警視庁は11日指定暴力団住吉会系組幹部の高橋浩二容疑者(51)、同内縁の妻で㈱音羽工業社長の小林幸恵容疑者(39)ら4人を暴力行為等処罰法違反(脅迫)の疑いで逮捕しました。

同容疑者は、入札基準に基づいて2社で共同企業体(JV)を組んで参加予定だった墨田区の建設会社幹部(46)を同区内の喫茶店に呼び出し、「工事を譲れ。音羽工業はヤクザの会社だ」などと脅迫した事が逮捕の理由です。

この脅迫により同社は入札に参加を辞退し、JVを組む予定だった坂田建設と音羽工業がJVを組み直して応札し、同年5月に2億8700万円で落札しました。

20140317-2.jpg[カメラ]写真は㈱音羽工業ですが倉庫の様な建物と小型トラックだけで、どう見ても約3億円もの道路工事を受注し施工するだけの設備は見当たりませんので施工の多くがJVの相手側企業に依存するしかなかったのではないでしょうか。

しかし、こうした事件が明るみに出た以上墨田区では暴力団排除条例もございますので区が発注する一切の公共事業から排除されますし、同社は営業許可を取り消されてしまうものと思われます。

それにしても写真を見てもお解りになる通りJVとは言え約3億円もの工事を受注出来る技術を持って居るのか疑問を感じますし、暴力団が関わる企業の末路を見る様な気がいたします。

㈱音羽工業は実質的に高橋容疑者に支配され同容疑者の口座には㈱音羽工業から定期的に送金がされていたということで資金が暴力団に流れたとみて警視庁は捜査しています。

墨田オンブズマン新聞第7号(26年2月15日発行)で、墨田区の公共事業の入札の問題を特集しておりますが、各種の入札の経過を調査しておりますと不自然な入札が目立ちます。

私達の支払う税金が暴力団に流れたり、特定の人達を潤わす事の無いように監視を致しておりますが、全てを調べる事は出来ませんので皆さんからの情報をお寄せ下さいますようお願い申し上げます。


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