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すみだ北斎美術館のお粗末な中身を知ろう!第53話誰も指摘しない二重購入の謎! [開館後毎年5億円の赤字!すみだ葛飾北斎美術館]

20140407-1.jpg[カメラ]これは墨田区が平成25年度北斎資料収集基金で平成26年1月30日に葛飾北斎の版画として130万円で取得した「富嶽三十六景 武州玉川(ふがくさんじゅうろっけい ぶしゅうたまがわ」です。

この「富嶽三十六景 武州玉川」は平成5年に既に墨田区は購入しており、今回の購入は二重購入になるのです。

20140407-2.jpg[カメラ]これは平成5年に購入したピター・モース・コレクションにある「富嶽三十六景 武州玉川」ですが、これは初版と思わる大変貴重な版画です。

過去にロンドンのロイヤル・アカデミー美術館での「北斎展」の図録の表紙ともなった程摺りや保存の程度が良く、恐らく初版だと思います。

これ程美術館の展示に耐える事が出来る版画があるのに何故再び購入するのでしょうか。

そこで資料収集委員及び資料評価員の考察をみてみましょう。

20140407-3.jpg[カメラ]永田生慈資料収集員の考察は「摺りの早いもので、保存も良好である」書かれております。

この事を解説します「摺りの早いもの」とは初版では無い後摺りだがその中でも早い段階で摺られたものだと言う事です。

モースコレクションで初版の版画があるに、美術館の展示に耐えるのかと言う点と何も後摺りを敢て購入する理由は何かが全く書かれて居ません。

既に持って居る事を忘れて居て再び購入しょうと言うのでしょうか。

20140407-4.jpg[カメラ]毎度お粗末な考察をお書き下さる新味正道資料収集員の考察とされるものが全く書かれて居ませんが「適当」にマルですからマルを付けるだけの委員でしか無い事が伺われます。

20140407-5.jpg[カメラ]染健夫資料収集員の考察欄は何も書かれて居ません。

委員なら過去に購入した作品かどうか位は調べよと言いたくなります。

20140407-3.jpg[カメラ]河野実資料評価員の考察は「摺りの良いもので、保存は良好である」と書かれて居ますが、肝心な問題には一切触れて居ません。

全ての資料収集委員や資料評価員は平成5年に購入したピター・モース・コレクションの中に「富嶽三十六景 武州玉川」がある事を考察に誰も書いて居ないのはなぜでしょうか。


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