春の風物詩と素朴な食文化!土筆 [絶品グルメ情報!美味しい食文化]
桜が終わるとすっかり春の日差しになりましたそんな中でスギナの間から顔を出すのが土筆です。
先週位が土筆の最盛期だった様で今週はもう終わりの時期の様です。
墨田区内でも北十間川西側の護岸等でも見られますが、もうそろそろ始まる東京都の事業の耐震護岸整備計画が実施されると僅かに残った土筆の生息地も無くなってしまうかも知れません。
土筆は墨田区内では殆ど見られない事や生えている時期が短い事もあり、土筆を見た事の無い子供達も多いのではないでしょうか。
田舎では田圃の土手等で大量に生えて居ると言うお話は伺いますがまちの八百屋さん等で売られている光景は見たことがありません。
この時期地方の道の駅等で売られているのを見た事はありますが、八百屋さんで売られて居ないのは傷みやすいからかも知れません。
手に入れようとすればネットを検索していみると地方の農家が予約販売しているのでその気になれば手に入れる事は出来ます。
春の味覚と言えば筍、菜の花、こごみ、タラの芽等が旬でこれらは良く売られているのですが土筆が売られて居ないのは残念です。
土筆の食べ方は、そのまま茹でてお浸しにして食べたり天ぷらで食べると美味しいのですが、そのほろ苦さがたまらない感じが致します。
ほろ苦いのは、傘が開いて居ないものには緑色の胞子が入ってそれがほのかに苦いのですが、土筆が好物のの方にはたまらないものです。
土筆も筍やわらび同様に糠で煮たり水で晒す等の方法であく抜きをして料理される様です。
この時期は旬な素朴な食材で春の味覚を楽しんではいかがでしょうか。