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住民に説明無しで行われる東京都の北十間川護岸建設工事(その1)の問題点! [無駄な公共事業]

20140510-1.jpg[カメラ]東京都吾妻橋1丁目から向島1丁目までの護岸を対象にした北十間川護岸建設工事(その1)と呼ばれる東京都の工事が平成26年4月上旬から平成27年3月中旬まで行われると言う内容です。

この工事については地元住民には何も事前に説明がありません。

20140510-2.jpg[カメラ]一方的に近隣住民のポストに投げ込まれた「河川工事のお知らせ」にはこの様な工事が行われ北十間川の川幅が著しく狭くなる工事です。

問題はこの川幅が狭くなった分この上に遊歩道等が作られてしまう恐れもあり、東京都の事業ではこれまで親水テラスが作られましたが建設後の管理が杜撰でホームレスが住み着いてしまい退去出来ない状態が放置されています。

また、ホームレスが住み着くだけでは無く深夜に若者が花火をやったり騒いだり土日などには人の声が水面に反射して騒がしくなる事や防犯上の問題もある重要な問題です。

更に、こうした空間が出来ると東武鉄道は高架下をショッピングモールに改造して貸出した方が儲かりますのでショッピングモールにされてしまうと吾妻橋の商店街を人が通らずにこちらを通る様に誘導される恐れがあります。

東京スカイツリータウンの例を見てもスカイツリー来た観光客は4万6千平方メートルと言う巨大なショッピングモールから外へ出さない一網打尽商法で当初の期待とは裏腹に地域経済には逆に打撃を与えてしまいました。

こうした経験から北十間川沿いの東武鉄道の高架下も東京都と結託した利権の構造で無駄な工事が行われない様に監視する必要があります。

20140510-3.jpg[カメラ]ご覧の写真の手前の小舟は今回の工事関係者で測量の為に来たそうですが午後12時半頃から13時40分まで舟の上でお昼寝でした。

この様子を見ても東京都の河川治水利権に胡坐(あぐら)をかいた工事業者の実態が表れて居るのではないでしょうか。

測量と言っても形だけのポーズに過ぎず都民も税金から多額の工事代金を受取る現実がこれです。

冷静に考えますと東京都は耐震護岸の整備と言って居ますが、巨大な源森水門に守られた内陸河川である北十間川の護岸周辺はゼロメートル地帯ではありませんので仮に護岸が崩れてもそれ程影響があるとは思えません。

それなのに直径90センチ長さ20メートルの鉄柱を約1メートル間隔に205本も打込む工事が必要なのか疑問を感じざるを得ません。

税金を使い切らなければならない東京都と税金に群がる業者だけで決められ、近隣住民や北十間川に生息する野生生物や植物は無視されて行われるこうした事業にはNOを突きつける必要があると考えます。

東京スカイツリー展望台等の空から見るとわかると思いますが墨田区は緑が著しく少なくまるで砂漠ですので北十間川西側の緑は大変貴重ですし野生の動植物が多く生息しています。

地域は地域住民の手で守ろうではありませんか。


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