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知っておこう大地震発生時における東京都内の交通規制と幹線道路の交通規制!その1 [忘れてはならない東日本大震災]

20140514-1.jpg[カメラ]これは震度6弱以上の大地震が発生した時における東京都内の交通規制と幹線道路の交通規制を示す地図です。

震度6弱以上の大地震が発生した場合は環状7号線より外側では道路交通法に基づく交通規制が行われの一般車両はここから中へ入れません。

これは、東日本大震災では都内に車が溢れ肝心の緊急車両ですら通行が出来ない危険な状態が発生した為です。

特に木像密集地帯を抱える墨田区北部では道路に車が渋滞し動けなくなってしまうと消防車や救急車と言う緊急車両が通行出来ないだけでは無く、本来は防火帯として機能する筈の道路がガソリンリンを積んだ車に燃え移り災害を拡大させてしまう恐れがございます。

こうした経験から大地震発生時には車を車庫から出さない様にして道路に車を溢れさせない事が非常に大切です。

その為、大地震発生直後には消防車や救急車と言う緊急車両を優先させその後安全が確認され次第帰宅困難者対策として公共の交通機関のバス等の運行を開始する必要があります。

東日本大震災では一晩中渋滞が続き水戸街道や区内の路地では夜に渋滞に嵌って居た車が朝になっても20メートル程しか進んで居ませんでした。

こうした状況を考えますと大地震発生直後に車を使う事はくたびれ儲けになるだけでは無く、思わぬ災害に巻き込まれたり災害を拡大させてしまう恐れがありますので絶対に車を車庫から出さない事が必要です。

東日本大震災の時には帰宅困難者を迎えに行こうと普段は車庫に止めっぱなしだった車が道路に溢れ大渋滞を招いたと言われておりますのでこうした事はすべきではありません。

普段でも墨田区の場合は首都高6号線が通行止めになっただけでも水戸街道は大渋滞でこの抜け道となる曳舟川通りや墨堤通りも大渋滞で殆ど身動きが出来ない状態になってしまいます。

特に水戸街道は災害対策基本法に定められた第二次交通規制道路に指定されて居ますので、災害時には必要に応じて緊急自動車専用道路に指定されます。

日頃から災害時にはどの様に行動すべきかを家族や会社の従業員と話し合っておく必要がございます。


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