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臨時区議会が開催されました!臨時区議会は議長や副議長、各委員長等の選任が目的 [墨田区議会]

20140524-1.jpg[カメラ]これは墨田区の議員報酬規程で定めららた議員報酬の月額ですが、臨時区議会では議長や副議長、委員会委員長と同副委員長が選任されます。

例えば議長や副議長が毎年変わるのは最大会派の自民党が勤続年数の多い議員の中から議長を選び推薦し、議会の承認を得る形で1年交代で変えて居るからです。

解り易く言えば臨時区議会はこうした議長や副議長、委員会委員長と同副委員長を選任し辞職や選任を議決する為にあると言っても過言ではありまっせん。

地方自治法第103条の規定②では、「議長及び副議長の任期は議員の任期による」とありますので毎年変える必要が無い事がわかります。

何故この様に議長や副議長が1年経つと「一身上の都合」で辞職願いを出して毎年交代するのでしようか。

考えられる最大の理由は議長や副議長になると月額報酬が急激に上昇する為にこの恩恵を同じ会派で分け合って居ると考えても過言ではありません。

この背景には議員報酬は長年議員をしても上がらないどころか逆に毎年下落して居ますから別に本業を持たない議員は所得税や国民年金保険料が引かれると手取り月収が40万円前後です。

更に政党等の上納金を求められたり事務所費用などがあると生活苦を抱える様です。

更に選挙費用や交際費、議員を辞めても何の生活の保障が無い等の理由で優秀な人材は集まりにくくなって居る様でこうした不満を解消する為に議長や副議長、委員会委員長と同副委員長を持ち回りでするのかも知れません。

こうした背景があるから議案に反対する事によるリスクを恐れて「何でも賛成」の議員ばかりになってしまうのかも知れません。

やはり議員のサラリーマン化は政党組織を強める為に良くても、民意を反映させる政治にはマイナスである事を知る必要があるのではないでしょうか。

政党所属の議員が「何でも賛成」となのは党議拘束で賛成票を入れるロボットに過ぎず、賛成票しか入れないのであれば政治に民意が反映される事はございません。

つまり大政党所属の議員は、地盤が定められた地域であったり、政党が持つ基礎票の票田を割り振り当選可能な数が割り振られる事で安定して当選出来る訳です。

選挙が近くなるとまち中に美観を損なう程事前ポスターが貼られるのは、それぞれの議員の票田割り振りエリアを示すものが多くこうやって管理し易い議員が作られると言っても過言ではありません。

大政党は基礎票を基に区割りをしますので確実に当選出来る議員と相当努力しないと当選出来ないない議員を作り出し政党に忠実な議員だけが勝ち易い様にコントロールされている事が過去の選挙を分析すると見えて来ます。

やはりコントロールされた議員ばかりにしない事が民意を政治に反映させる為には大切で、政治家も政党に依存しかければその地位を保てないなら政治に関与すべきではありません。

また、現状では多数決で否決されてしまいますが、議員の報酬を議員報酬だけでは生活が出来ない位まで引き下げてしまえば、大政党は直ぐに崩壊するのではないでしょうか。


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