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支那軍機による自衛隊機異常接近(約30メートル)に見るスクランブル発進の実態! [脱中国!チャイナリスクを検証する]

20140526-1.jpg[カメラ]この図は自衛隊による緊急発進(スクランブル)回数を昭和33年に対領空侵犯措置を開始してからの年度別にグラフにしたものです。(出展:隊友第721号平成26年5月15日より)

このグラフを見ると東西冷戦時代の昭和51年から平成3年頃まではソ連による領空侵犯で緊急発進回数が最高年間944回に達しましたが、その後ソビエト連邦の崩壊で激減しました。

最近増えて居るのが支那軍機による緊急発進で平成21年頃から年々増え続け、昨年11月に支那が一方的に日本の防空識別圏内に支那の防空識別圏を設定してから急激に増えて居ます。

20140526-2.jpg[カメラ]これは那覇空港で見られた実際のスクランブルで滑走路をタキシングする自衛隊機F-15です。(平成24年8月大瀬康介撮影)

20140526-3.jpg[カメラ]24日日本の防空識別圏内で自衛隊機にその距離約30メートルと異常接近した支那軍機でSu30MKK(ロシア製)と見られます。(写真:防衛省)

今月20日に行われた支那の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が首脳会談が行われ支那は南シナ海問題、ロシアはウクライナ問題で世界から孤立する両国が事実上同盟を結ぶ結果となった事から強気に出て居るのかも知れません。

ロシア側も支那と接近する事でロシア製の軍事兵器やSu30MKK等の戦闘機が売れますし、天然ガスを売込みたいロシアの思惑が合致した形になっています。

平成26年度は3月31日現在で810回のスクランブルがございましたので本年度は千回を超えるスクランブルが記録される可能性があり何時不測の事態が起きても不思議では無い状態です。

こうした事態を招かない為にも反日的なテレビや新聞の報道に惑わされる事無く適切な対応が取れる様に憲法改正や集団的自衛権が行使出来る法体制を整備確立する必要があります。

更に考慮すべき事態は、アメリカの国力の衰退とイラク戦争後の米国内での世論の変化で日米安全保障条約が行使出来るのかと言う前提すら揺らぎ始めて居る事です。

昔は水と安全はタダと言う概念がありましたが、これはアメリカが世界の警察として不動の地位を築いて居たアメリカが産業の空洞化で国力自体が衰退しこれを維持出来なくなって来ています。

これに伴い米国の軍事的なサポートを受けつつ我が国の独自の軍事力を強化しないと現在の極東の軍事バランスが維持出来なくなって来ているからです。

平和はこうした軍事バランスの基で実現している現実を自覚する必要があるのではないでしょうか。


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