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公益財団法人墨田区文化振興財団理事長山﨑昇(区長)が復刻版画約60万円を推薦! [開館後毎年5億円の赤字!すみだ葛飾北斎美術館]

20140819-1.jpg[カメラ]慰安婦問題の誤報道で問題の朝日新聞は読まない主義ですが、区民の皆様からこれはおかしいと言う情報をいただき、8月19日の朝日新聞朝刊をコンビニで買って来ましたら第24面の全面広告に公益財団法人墨田区文化振興財団理事長山﨑昇(区長)のお名前がございました。

この広告は葛飾北斎の富嶽三十六景の復刻版画を銀座の書店が一括支払いなら566,160円、分割払いなら月々53,436円の12回払い(計641,232円)で販売する所謂広告です。

20140819-2.jpg[カメラ]これの推薦者は公益財団法人墨田区文化振興財団理事長山﨑昇として山﨑区長が名を連ね、更に永田生慈北斎資料収集員兼北斎資料評価員兼墨田区の非常勤職員でもある御仁が個人所有の美術館である葛飾北斎美術館館長として「推薦」されて居るのです。

墨田区民の皆様が「怒」のは当然で区民の税金で作られ毎年多額の補助金が支出されている公益財団法人墨田区文化振興財団は公益性が高いとして公益財団法人の認可を取得して居るにも関わらず。

その名称と肩書きを一企業の利益の為に区民の皆様の了解も得ないまま使う事が果たして問題無しと言えるのか大いに疑問がございます。

この復刻版画についてはとやかく言うつもりはございませんし、こうした版画職人の伝統技術を伝承すると言う事は大切かも知れません。

しかし、葛飾北斎の富嶽三十六景の復刻版画はこれまで何度となく作られ、しかも無数の業者が出版されて来た事は他言を要しません。

そもそもコピーに過ぎませんので個人的な観賞用ならともかく、「高価で一般では出回る事が稀」などと宣伝されている事に強い嫌悪感と違和感を感じざるを得ません。

20140819-3.jpg[カメラ]同広告の本文にも公益財団法人墨田区文化振興財団理事長山﨑昇(区長)らの名前が連ねられており、区民としてお恥ずかしとしか申し上げられません。

「推薦も受けました」とございますのでこの御仁が「推薦状」でも出されてのでしょう。

墨田区の信用は、長い年月をかけて墨田区民の皆様が積み上げて来たものですので軽々しく使われては困ると思うのは私だけでしょうか。

また、区長が強引に建設を進めて来た北斎美術館で誰が一番得をすて利権を手に入れるのかをこの広告の登場人物から見えて来る気が致します。


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