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もうお役人任せに出来ない!工業、事業所、商業統計から分かる進む墨田区の衰退! [産業の活性化には何が必要か]

20141111-4.jpg[カメラ]産業統計を見ると何故商店街のシャッター通り化が進むのかが見えて来ます。

20141111-1.jpg[カメラ]工業統計を見ますと昭和60年7,133件あった工場が平成24年には半分以下の2,802件にまで減少してしまいました。

この背景には工業製品の生産が当時人件費が安かった支那で生産される様になり産業の空洞化を招いた事が大きな要因ですが、こうなる事は既にアメリカ等の事例から当時は予想されていました。

目前に産業構造の変化が分かって居ながら何の対策を取らなかったのが当時の政府と政治ではなかったでしょうか。

工場が減りますとそこで働く従業員も減ってしまいますから下町の活気は無くなり、下町の商店街はその影響を大きく受けてしまいます。

20141111-3.jpg[カメラ]商業統計を見ますと小売商店数は昭和60年3,856件から平成24年には2,234件とほぼ半減しており、上の工業統計の工場数と連動している事から工場数の影響を強く受ける傾向がある事が分かります。

これに比べて卸売商店数は昭和60年の2,980件から平成24年には2,179件と約30年間で801件しか減少しておりません。

これは卸売商店が仕入れ先を変える等して時代の変化に独自に対応出来た事を示して居ます。

やはり政府や自治体は産業構造の変化を読み取り政策で変化に適応する様に業界を誘導してソフトランディングさせる役目を果たすべきではないでしょうか。

20141111-5.jpg[カメラ]墨田区がスカイツリーに来たお客さんを区内にかいゅうさせるとう名目で当時1億5千万を投じてスカイタウン内に作られた産業観光プラザまち処ですが、観光客の集客も絶望的な状況で区内回遊どころではありません。

20141111-6.jpg[カメラ]私は当時こうなる事を予想し平成23年の区議会第1回定例会で議案に反対し無駄を訴えたのは大瀬康介墨田オンブズマンだけでした。

政治の重要性はお役人の机上の空論や予算消化の為の無駄遣いや補助金目当ての無駄な箱モノ建設を政治家が監視監督して区内産業の活性化や公共福祉を充実させる必要がございます。

しかし、世界の経済情勢も知らない産業も商業も知らない世襲議員や殆ど実社会での経験もないまま20代で政治家になる方が意外に多くこれでは何の役に立つのでしょうか。

議員の仕事は行政の監視監督ですが、それを放棄して議案全て賛成でも何のお咎めも無く、反対に議案に反対したり問題点を追及すると集団で攻撃される異常な仲良しクラブが形成されて居る事を知って下されば幸甚です。

20140823-1.jpg[カメラ]区議会の問題点をし指摘しますとこうした集団で嫌がらせが行われ、何でも賛成!お役人の出した議案何でも素晴らしい!と言っていれば何もお咎め無しでお役人様がよいしょしてくれます。

これで区民の皆様の為の政治が役人主導の政治に変えられて良いのでしょうか。


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