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2014年7~9月期四半期別GDP速報年率はマイナス1.6%!景気減退を示唆! [消費税増税は非効率な官僚組織を延命させるだけ]

20141117-1.jpg[カメラ]17日午前8時50分に内閣府が公表した2014年(平成26年)7~9月期四半期別GDP速報年率はマイナス0.4%(年率マイナス1.6%)となり、名目GDP成長率はマイナス0.8%(年率マイナス3.0%)となり、昨年の消費税の増税がアベノミクス効果を打ち消すかの様に景気の減退を示す結果となりました。

民間エコノミスト42人が予想したとされる実質成長率の平均値がプラス2.47%でしたからエコノミスト予想は大きく外しており、増税をしたい側へのポジショントークかと思える程いい加減さが分かります。

この発表で為替(ドル・円)相場が一時117.045円まで円安が進み直後にプログラム買いとみられる買いが入り116.231円まで戻しましたがこの辺りの買いは仕込玉みと見られます。

この近辺では思惑やプログラム取引によるボラティリテイの高い取引が多くなり乱高下する地合いですが時間の問題で円安は更に進むものと思われます。

FX等で素人は手を出さない方が良いと思われ乱高下から強制ロスカット即退場させられ損だけが残る危険がありますが、逆にプロにとっては絶好の稼ぎ時ですからかなり取引量は増えるのではないでしょうか。

株価はこれまで高過ぎでしたので下げて当然で、暫くは乱高下が繰り返される不安定な状況で推移すると思われます。

20141117-2.jpg[カメラ]これは同時に発表されたGNI(国民総所得)の動向が分かる季節調整済前期比ですが、実質GNI成長率はマイナス0.4%(年率マイナス1.6%)、名目GNIの成長率はマイナス0.3%(年率マイナス1.3%)となり国民全体の収入は減って居る事がわかります。

これではとても消費税増税どころでは無い事がわかります。

特にGDPが落ち込みの原因となったのが民間住宅が実質マイナス6.7%、名目でマイナス6.8%ですから人工難からの工事価格の上昇と消費税増税で住宅の需要が落ち込みが大きい事が裾野の広い業界だけに経済への影響が大きかった様です。


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