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ここがおかしいぞ!北斎美術館!起案書に添付された画像が意図的に不鮮明に! [開館後毎年5億円の赤字!すみだ葛飾北斎美術館]

20150111-1.jpg[カメラ]これは「平成26年度第1回すみだ北斎美術館資料収集委員会及び同評価結果について(報告)」と題された起案書に添付された墨田区が葛飾北斎の肉筆として3,024,000円で購入した「すずめ踊り」の画像ですが、画像にドットマトリクス(dot matrix)が出てしまう程画像解像度を故意に加工されています。

その為落款や印章が確認出来ないばかりか描かれて居る内容すらも確認出来ませんので、もしも後ですり替えられても分からない様に加工されて居るのは何故でしょうか。

仮に葛飾北斎の本物の肉筆を購入して居るなら堂々と公表すべきですし、もともな美術館なら所蔵品を公表しその所在を知らせる事で来館者を増やすのは世界の美術館の常識です。

何故か墨田区だけが高額の北斎作品を買いながら展示も資料公開しないのは何故か。

そもそも展示も資料公開もされないものに多額の区民の皆様の税金が使われ、待機児童問題や待機高齢者問題の解決が先送りにされているのにこれでは誰が一体得をするでしょうか。

この状態で区民の皆様のコンセンサス(総意)が得られるとはとても思えません。

20150111-2.jpg[カメラ]これが起案書に押された協議者、審議者、決定者の印鑑ですが、そもそも画像が不鮮明で何が描かれているのか分からないものに印鑑が押され決定されて居るのは何故でしょうか。

20150111-3.jpg[カメラ]起案書に添付された画像が意図的に不鮮明にされて居るのにこの様な起案書が作られる事は規則や規定に反するのでは無いかと言う質問に対する北斎美術館開設担当から回答です。

それによると「関係課と例規集を精査し、問題が無い事を確認した」と述べて居ますが、区民の皆様の多額の税金が所謂公金が使われて居るのに該当物が確認出来ないものが添付されても「問題が無い」とするのは疑問です。

そもそも何故画像を隠さなければならないのでしょうか。

やましい事が無いなら堂々と画像を公開し、より多くの皆様に見てもらうのが展示を目的にした美術館の資料のありかたではないでしょうか。

墨田区は本年度に1億5千万もする葛飾北斎の肉筆を購入するそうで、補正予算案は何でも賛成の議員が圧倒多数で可決されてしまいました。

しかし、この様な密室裁量で取得される北斎資料の価値に疑問を感じるのは私だけでしょうか。


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