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税金はこうして捨てられる!すみだ北斎美術館展示資料に見る北斎基金消化の実態! [開館後毎年5億円の赤字!すみだ葛飾北斎美術館]

20150112-1.jpg[カメラ]平成26年5月1日に取得した北斎資料の中身を見てみますと16点中12点が北斎の門人のものであり、毎年1億円の基金消化の為に北斎の門人の作品を購入する動きが見られます。

葛飾北斎の長い人生の中でその門人の数も数百人も居り区民の税金で支出される毎年1億円の北斎基金がその門人の作品の購入に使われればきりがありません。

その多くは一般に知られて居ませんからそれだけでは集客の効果は期待出来ない事は言うまでも無く、今回購入された門人のものの殆どが50万円以下の殆ど美術館で展示する程の価値の無いものである可能性が高いのです。

最近の傾向として美術館なのに美術品の購入よりも版本と呼ばれる書物の購入がやたらと多く予算の消化の為に意図的に購入されて居る事は資料収集委員会の資料購入意見書からわかります。

毎年1億円の北斎基金消化の為に多額の私達区民の皆様の税金が使われる事を放置して居ていいのでしょうか。

国の平成27年度予算案は社会保障費2年連続で30兆円もの大幅な増加などから95兆8,800億円方向で詰めの調整が進められているそうです。

一方歳入前年度比で4兆円増の54兆円に留まる見通しで、この税収を補う目的で国債(国の借金)の新規発行額は財政健全化に向けて平成26年度の41兆2,500億円から37兆円程度に減らされる見通しです。

しかし、この状態が放置されますと国民の家計部門の金融資産で国債を買える余力は1400兆円と言われておりますので毎年40兆円近い国債の新規発行を続けますとあと10年で国債の国内消化は不可能になってしまいます。

墨田区が毎年1億円の基金で北斎美術館展示資料を取得して居る原資は理論的には国債によるものです。

この様な無駄遣いは政府の財政状況を見ますとして居る場合ではございませんし、日本経済を活性化させ再生する事に集中的に税金を投入すべきです。

やはり区民の皆様がこうした現状を知って下さり、皆様の声で毎年1億円北斎資料取得基金を止めさせる必要がございますのでお力をお貸し下されば幸甚です。


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