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予算特別委員会2日目!歳入・総務費・諸支出金・予備費の審査! [墨田区議会]

20150220-1.jpg[カメラ]予算書の59ページの歳入の部分で諸収入の部分で国際ファッションセンターの貸付金収入が、3年前の平成24年には貸付金の利息が2,100万円だったものが、平成25年度から1,467万円に633万円も減額されて居るのは何故かを質問致しました。

そのやり取りの概要をまとめてみました。

高野室長「これは区の方から貸付金に対する1パーセント相当の利子収入で、平成25年に一部繰上げ償還をしていただき現在では14億9千万円の貸付金があり、貸付の原子が減る事で利子収入がへった訳です」

大瀬委員「金利は年利で何パーセントですか」

高野室長「1パーセントです」

大瀬委員「14億円はもうそろそろ返していただきたいと思いますが、どうお考えですか」

小暮産業観光部長「ファッションセンターへの貸付金ですが、不動産貸付事業が順調と言う事もあって今は良好ですが、それが始まったのが最近の事で3年前に繰り上げ返済を行って居るがもう少し状況を見てから考えたい」

大瀬委員「状況と言うのは余りにも漠然とし過ぎて分かりませんの具体的にどういう状況になったら繰上げ返済していただけるのですか、仮に半分の7億でも状況次第で返せないものですか」

小暮産業観光部長「基本的には融資の契約により一番最初は25億、20億、5億で50億を融資し、その後15億、15億を返していただきその後6億を返していただき現在では14億位になっており区の財政状況を踏まえて検討したい」

大瀬委員「区の財政状況を踏まえてとは、区の財政状況が厳しい時には返済させて来ましたよね、今は財政状況は良くなりつつありますが、そうなるとずっと返さなくても良いと言う事になりかねないのではないですね。財政状況が良くなった背景には消費税の増税や公的負担の増大で区民の皆様に負担を課した結果良くなった訳で、区民の皆様に還元する為に先ず第1にこれを還元すべきではないか」

小暮産業観光部長「融資の契約では28年度から返済が始まる事になって居るので契約に基づいてやりたい」

大瀬委員「返済が28年度から始まると言われますが、これまで返済を猶予して来た訳でしょ、28年になったらどう言う風に返済するのか返済プランを示していただきたい」

小暮産業観光部長「・・・」(答弁出来ず時間が止まります)

小暮産業観光部長「元利均等払いと言う事です。金額については担当部局から説明させたいと思います」

担当部局「・・・」(答弁出来ず再び時間が止まります)

小暮産業観光部長「大変申し訳ありません、後程資料を含めて答返します」(再び時間が止まります)

(委員長の判断もあり、止むを得ず次の質問庁舎の警備業務の入札の質問に移ります)

小暮産業観光部長「先ほどのファッションセンターの元金の件資料が無く申し訳ありませんでした。償還金の元金の返済が始まるのは28年度では無く36年からです。毎年1億2,225万円づつ年1回払いで12年かけて返済する事になっており利息は年1%で毎年1,467万円の利息が区に入って来る事になります」

追加の質問をしたくても17分と言う時間制限の為にこれで終わってしまいました。

しかしながら国際ファッションセンターの歴史を見ますと天下り法人に非常に手厚く墨田区はお役人の利権の仕組みがお分かりになるのではないでしょうか。

償還金の元金の返済期間も平成28年から平成36年に延長された事も伺われ天下り法人優遇の為にやりたい放題が行われて来た背景にはチェック機能が果たせない区議会の実態が分かるのではないでしょうか。

予算員会も傍聴出来ますので是非傍聴に来て下されば、多くの委員がお役人への迎合型の発言が多く殆ど意味ない質問に終始して居る事に気付かれると思います。


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