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予算特別委員会3日目!区民生活費・資源環境費・国民健康保険特別会計等の審査! [墨田区議会]

20150221-1.jpg[カメラ]平成5年7月1日墨田区が1点1億円近い価格の96,305,000円で購入した画狂老人卍筆(葛飾北斎の肉筆)「貴人と官女図」は購入してから22年間も展示当公開されていません。

今回の予算特別委員会ではこの謎に迫る質問をしました。

20150221-2.jpg[カメラ]これは私が資料要求した資料4「北斎館資料取得基金による取得資料の年度別活用状況(過去5年)」には、墨田区が取得した資料がどの様に活用されたのかを示す一覧ですが、ピーター・モスー・コレクションと版画ばかりで、墨田区が購入した北斎の肉筆は一度も公開されて居ないのは何故でしょうか。

両国の江戸東京博物館では度々北斎展が開催されているのに1点ものである葛飾北斎の肉筆は一度も公開されて居ないのは何故か質問してみました。

この質問に対してのやり取りの概要を記載します。

鹿島田参事は「先方から貸出しの依頼が無いからだ」

大瀬委員「先方から貸出しの依頼の依頼が無いのは、北斎の肉筆を墨田区が所蔵して居る事を図録を作る等して知らせて来なかったので誰も知らないのは当然ではないか、図録を作らないのは何故か」

大瀬委員「昨年もテレビ局の取材がキー局から三社ありそのディレクターの話では、北斎の肉筆の取材を求めたところ取材を拒否された話をCX、TBS、EXの各ディレクターからうかがいましたが、何れもゴールデンタイムに20分近くある放送枠なので墨田区の所蔵する肉筆を全国の皆さんに知って貰えるチャンスを何故拒否するのか分かりません」

大瀬委員「取得価格に見合う価値があるならテレビで放映してより多くの皆さん知って戴き美術館を宣伝してもらうべきだと思うが、何故取材を拒否したのですか」

鹿嶋田参事「確かにテレビ局から取材の話はあったが企画の提出を求めたらそのままになった」

大瀬委員「そもそも報道番組では企画はテレビ局にとって取材をした結果から企画や番組構成を立てるもので最初から出せるものでは無く、報道の公平性の原則があるので取材が一方的に拒否されれば企画自体成り立ちません」

更に、文化振興関係職員の人件費が1億5,179万円で18名(うち再任用職員1名を含む)の人数で割ると年収が平均で約843万円で他の部署と比較して高いのは何故か、ちなみに生活保護関係職員148人の平均年収は741万円で100万円近く低い。

また、子育て相談員の年収は241万円、民生委員・児童委員の年収は10万円に過ぎません、職員の平均退職金は2,370円でご同慶の至りだが、その分区民の為に働いていただきたい事を伝えました。

全てご紹介したい所ではありますが、現在来客が多く多忙の為後日当ブログでこれ以外の問題も取り上げますのでよろしくお願い致します。


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