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日経平均株価とNY市場のS&P500の平均株価から見る金融緩和競争の実情! [世界経済と日本]

20150223-1.jpg[カメラ]これが日経平均株価の過去1年間の値動きです。

20150223-2.jpg[カメラ]これが米国の代表的な株価指数であるNY市場のS&P500の平均株価でダウ平均が最高値を更新して居ます。

上下二つのチャートの値動きを比較して頂ければ日経平均株価とNY市場のS&P500の平均株価がほぼ連動して居る事に気付かれるのではないでしょうか。

しかし良く見ると、日経平均株価は2014年5月頃に下落しS&P500との乖離が生じて居ます。

これは明らかに消費税増税が景気の腰を折ってしまった事が伺われます。

その後は日経平均株価もS&P500が上昇してして居るのは世界的な金融緩和競争の結果行き場を失った資金が双方の市場に流れて居る為だと思われます。

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)はギリシャ支援の4カ月延長で合意した事から再び短期的には株価は上昇すると思われます。

しかし、ギリシャ支援も4カ月の一時的な延長ですので期限を迎える前の5月頃に株価の上昇は止まり、今年の9月頃に下落する可能性があるのです。

この背景には今回はギリシャはドイツなどが主張する財政緊縮策を伴う現行の支援の枠組みを受け入れざるを得ませんでしたが、実際に財政緊縮策が行えるのか疑問です。

株価も金融緩和で膨らみ続けて居ますので何かの理由で事件が起これば何時破裂しても不思議ではありません。

9月頃にはゼロ金利を続けて来た米連邦準備理事会(FRB)が利上げに踏み切る可能性もあり、原油価格やウクライナ情勢、中東情勢の変化を理由に国際金融資本家が波乱要因を演出する恐れがあります。


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