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学生優位と言われる今年の就職戦線!格差のスタートはここから始まる! [格差社会]

20150302-1.jpg[カメラ]来年春に卒業する大学生・大学院生の就職活動が事実上今日からスタートします(写真:大手町の金融街)。

今年は景気回復期待と人手不足と言う事情もあり学生優位と言われておりますが、企業の人材を見る目は実は厳しくなって居るので油断は出来ませんし人生の格差はここから始まるのです。

昔の人事担当者は学閥や学力重視の傾向がありましあたがこれだけでは5月病と言われる自分の思惑と会社の間との齟齬で精神的に病んでしまい退職する人が多かった様に感じます。

最近では企業は多額の投資をして人材募集を行っても会社に定着して貰わないとロスが多い事からインターンシップ(就業体験)を活用して人材を見極める手法が使われています。

そのインターンシップも学生に興味を持ってもらう、欲しい学生をキープしたいと言う企業側の思惑が多い様ですからどう言う思惑で行って居るのか見極める必要があります。

企業の求める人材とは何かと言うと、お金を稼いでくれそうな人材である事は今も昔も変わらないと思います。

つまり金融機関や商社では営業マンタイプが求められ、職種は変わってもこうしたタイプが有利です。

当然事務職や技術者等も次に求められる人材で、思考力やミスを犯さない人材が求められる傾向があります。

高度成長期には会社の上司が優秀ならその上司に気に入られれば昇進するケースが多かったのですが、時代の変化の速い今では変化に対応出来る柔軟な発想と行動力が求められます。

特にエリート集団の多い大企業では優秀なのは当たり前で、優秀な者同士の競争になるので最終的には体力が勝敗を左右してしまいますので意外に体育会系が強かったりします。

企業にとっては少ない採用枠に多くの学生が押しかけて来ますし、就職で好印象を与えるテクニック教える学校もあるので人材の選別に慎重になりますので、企業の幹部にコネを持つ人は昔から有利です。

コネが効くのは、企業の重要な取引先の関係者は最も優遇され、こうした人は数年間修業しながら内部に人脈を作り重要な取引先へ転職して行くものです。

コネクションを最大限に活用すべきで、こうしたコネクションは意外な所で作る事も出来る可能性があるのです。

例えば趣味やボランティア活動、遊びで夜お酒を飲んで居てたまたま隣の席で出会う事もあります。

これは就職だけでは無く就職後も活用の仕方次第では有力な武器になります。

電話すれは直ぐに会ってもらえる関係を作る事が必要で、これは人脈と呼ばれこのネットワークが後の人生に大きな財産になります。

その為には、先ず信頼される事、気に入られる事、お互いが会って居て楽しい関係を作る事ですが、相手が相手だけに薄っぺらな人間では作れませんので豊富な人生経験を積む必要があります。

就職に失敗しからと言って悲観する事は全くありませんし、むしろ色々な仕事を経験する事で豊富な人生経験を積み転職を繰り返す事でステップアップする欧米のパターンが今後は主流になると思います。

何よりも大切な事は、企業に養われる人間では無く企業を支える人間になれるかどうかにかかって居るのではないでしょうか。


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