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南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島で米と支那の紛争が始まる可能性が拡大! [日本が危ない!国際情勢が読めない日本の政治]

20150517-1.jpg[カメラ]日本の海上輸送路(シーレーン)防衛を担う海上自衛隊の護衛艦「あさゆき」は2010年4月21日太平洋で訓練を行っていた中国人民解放軍海軍の艦隊を監視していた際に支那の艦載ヘリが水平距離90m、高度差50mにまで異常接近した事がありました。

16日アメリカのケリー国務長官は支那の北京で王毅外相と会談し、各国が領有権を争う南シナ海の南沙諸島で、支那が浅瀬の埋め立て滑走路を建設して居る事について、「緊張を緩和するための行動をとるよう促す」と述べ、自制するよう求めました。

しかし、王毅外相は「支那がみずからの主権や領土を守る意志は、岩のように固く口出しさせない」と述べました。

南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島ではフィリピン、ベトナム、マレーシア、ブルネイ、中国、台湾の6つの国と地域が領有権を争って居ますが支那は7つの浅瀬の海面上に施設を建設しながら領有権を主張し実行支配を強めて居ます。

これに対してアメリカ側も上院外交委員会が東シナ海と南シナ海の海洋問題についての公聴会を開き支那が、領有権を主張するために続けている埋め立てが、軍事目的で使われる可能性に強い事を指摘して居ます。

更にアメリカは南シナ海への米海軍の航空機と艦船を同諸島の12海里内に進める事を決めて居ます。

このまま支那が強引に工事を進めれば時間の問題で紛争が勃発する恐れが出て来ました。

取り敢えずアメリカは周辺諸国と支那包囲網を作り牽制する平和的な解決を試みると思われますが、支那は莫大な軍事予算を投入して軍事大国化しておりますので将来的にはこの海域で戦闘が起こる可能性があります。

日本の海上輸送路(シーレーン)でもありますので紛争が長引けば日本の経済や産業が麻痺してしまう可能性があります。

それは、資源エネルギー庁が公表する現在の日本の石油輸入国を見れば一目瞭然です。

今年3月の原油輸入量は1,817万kl、前年同月比96.3%と5ヶ月連続して前年を下回っています。

輸入量の多い順にみると、
(1)サウジアラビア(683万kl、前年同月比116.4%)
(2)アラブ首長国連邦(448万kl、同102.0%)
(3)カタール(132万kl、同52.9%)
(4)イラン(131万kl、同190.8%)
(5)クウェート(123万kl、同78.6%)となっています。

3月の中東依存度は85.5%、前年同月に比べ0.1ポイント増と2ヶ月連続して前年を上回っており南シナ海で紛争が起これば大変な事になってしまいます。

先ず物流は燃料不足から止まり、冬場は暖房用の灯油が手に入らず凍死者すら出る恐れがあり、街中では生鮮野菜が出回らずスーパーやコンビニは食品や日用品の棚に何も無い状態が続きます。

紛争が起きますと我が国は大変大きな打撃を受けますのでこれをさせない為には、支那の共産党を崩壊させる為に世界的な連携を行い先ず経済的に孤立させ弱体化させるべきだと思います。

平和の為には支那製品を買わない、生産を支那で行う企業や支那産の原材料を使う製品や企業の製品は一切買わない事が結果的には平和に繋がる事を理解される事を願うしかありません。

平和を守る事は私達の日々の行動に託されて居るのかも知れません。


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