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区民文教委員会報告!問題山積のまま進められるすみだ北斎美術館の現実! [開館後毎年5億円の赤字!すみだ葛飾北斎美術館]

20150627-1.jpg[カメラ]26日午後1時から開催された区民文教委員会は、すみだ北斎美術館と旧鐘ヶ淵中学校跡地へ建設しようとする陸上競技場の整備の問題で午後5時まで長引きました。

すみだ北斎美術館の問題では年内に指定管理者を選定したい行政側と指定管理者をどう選定するかや指定期間を8年と設定する事は議会軽視だとする委員との対立で長引き結論が出ないまま終わりました。

しかしながら、区議会自民党は既に付帯決議は付けたもののすみだ北斎美術館の建設は認めて居る事からずるずると役人のペースで進むと見られ、まるで下手な役者が演じる茶番劇としか思えません。

何故かと言うと既に芝居の結末はこうなる事は見えて居ます。

指定管理者の公募や入札は結果的に結論ありきで決められ、結果的に指定者は墨田区文化振興財団となる。

その根拠は、すみだ北斎美術館自体の本来の目的は文化振興とか産業及び地域振興は建前に過ぎずその本当の目的は官僚の天下り利権確保であり、区民の税金を美術館名目で墨田区文化振興財団に流す事にあるからです。

更に、公益法人墨田区文化振興財団はトリフォニー・ホールの音楽施設の管理経験はあるが美術館の管理経験は無い為に、他の美術館とJV(joint venture共同企業体)を組むであろう事が予想されます。

その共同企業体も何処か既に筋書きは出来ており、東京都のお役人が運営する公益財団法人東京都歴史文化財団又は民間も含む東京都歴史文化財団グループである可能性を私は予想致します。

つまり東京都江戸東京博物館を運営する東京都歴史文化財団グループつまり公益財団法人東京都歴史文化財団になる可能性を過去の経緯から予想致します。

つまり区民の税金を東京都の官僚と墨田区の官僚が食い荒らす構図はこれまでに国際ファッションセンター株式会社と同じ構図です。

こうなると東京都江戸東京博物館の建築費は583億円で年間赤字88億円ですから、建設費の約15%の赤字が生まれる事が予想されすみだ北斎美術館の建設費は38億円ですから毎年5億7千万円の赤字になる事が推計出来ます。

墨田区は指定管理料を1億円に抑えようとして居ますが、私が試算して見ると毎年5億円はかかると思われますので事実上無理で、指定管理料の他に名目を設けて支出せざるを得ない結果になる事が予想されます。

つまり、指定管理料1億円としても、北斎資料収集基金1億円、北斎基金1億円で年間3億円、これに加え何らかの名目で2億円捻出しなければならなくなる事を予想致します。

それ程美術館は金食い虫なのです。


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