厳しい環境の中でも生き抜くたくましいツバメの子育て! [子育て]
防犯カメラの上にツバメの巣が作られ5羽の可愛いヒヨコが丸々と太って育っていました。
親鳥が近づくとヒナは大きな口を開けて餌のおねだりですが、観察して居ると親鳥は順番にヒナに餌を与えて居ました。
親鳥がヒナに餌を与える瞬間を撮影しようとしましたが、余りの速さで手持ちの簡易カメラでは無理でした。
実はこの巣のある場所はライフル射撃場の射台のすぐ後ろで耳を保護する耳栓やヒヤリングプロテクターを付けて居ないと耐えられない筈の爆音の中での子育てなのです。
何故この様な厳しい環境で子育てをして居るかと言うと、ここ以外では増え過ぎたカラスに食べられてしまうからです。
さすがのカラスも射撃場の中には入って来ませんし、広大な敷地の中には餌となる虫等が豊富な様で親鳥は飛び回って餌を集めては雛鳥に餌を与えて居ます。
ツバメの親も良く考えたものですね。
また、人間は少子高齢化で人口は減る中日本の期間合計特殊出生率(一人の女性が生涯に子どもを産む数)は1.42ですが、このツバメさんは5.0以上ですから素晴らしいですね。