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アイドリング不安定でエンジン出力が上がらずエンストするエンジンの不調を直す! [車の維持管理自分でやって維持費削減]

20150809-1.jpg[カメラ]エンジンをかけるとアイドリング不安定でエンジン出力が上がらず暫くするとエンストしてしまうので状況を確認して見ました。

この日は今年の夏最高の暑さでしたので当然機械も故障し易くなります。

アイドリング不安定でエンジン出力が上がらず暫くするとエンストしてしまう症状で一番疑われるのは次のものです。

1.アイドルコントロールバルブ

2.電気系統点火系、点火プラグやイグニッション回り、更にダイナモの故障による電圧の低下

3.燃料噴射装置(Fuel injection system)

の大きく3つが疑われます。

燃料ポンプやコンピューターの故障では、セルモターは回っても全くエンジンがかからなくなり自力走行は不能になりますのでここではこれを外しました。

今回真っ先に疑ったのはアイドルコントロールバルブで、その日の内に部品をネットで発注し、翌日にはアイドルコントロールバルブが届き交換致しました。

交換のやり方は当ブログ

2012年の4月29日頃にに交換して居ますので約5年4ヶ月経過しているので寿命が来て壊れた可能性が考えられます。

この時は、ドイツの名門ボッシュ社製のもので価格は3~4万円程度しますので、今回は消耗部品と割り切り価格の安いOEMの部品価格は2万円~3万円を購入し交換して居ます。

ボッシュ社製のアイドルコントロールバルブは約10年10万キロの耐久性がありましたが、OEMの部品5年間で2万キロ超の走行で抵抗値を測定してみると8.7Ω(Ohm)しかありませんでした。

ちなみにメーカーの公称抵抗値は20Ω(Ohm)です。

何らかの原因で内部の電磁コイルの異常が発生したものと思われます。

今回はボッシュ社製の純正のものが売って居ませんでしたのでOEMの部品を購入しましたが、価格が以前は2万円ちょっとだったものが、1万円ちょっとに安くなって居ました。

こうした価格が下落する背景にはこのバルブを積んだ車が時間と共に減り始めて居る事が受給関係から在庫を減らす為に価格が下落したものと思われます。

しかしながら将来的に現存する部品の数が減ると値上がりする可能性が高いと思われます。

自動車の部品は殆どが消耗品ですから定期的に航空機の様に時間で交換してしまえば車が突然故障して走行不能に陥る事は殆ど無い筈です。

私の車は28年間乗っておりますが、整備をきちんとして居るので新車と変わらない快適な走行が今も保たれて居ます。

車のメカニズムに詳しい方でないとここまで長く乗り続ける事は中々な難しく、車を売りたい販売店はアイドルコントロールバルブが故障した程度でも「お車が寿命に来た」とか言って新車の購入を進めるからです。

最近の車は燃費が良くなったと言われますが、地方に行った際にレンタカーを借りる事が良くありますが買い替えがペイする程燃費が向上して居るとは思えません。

車は機械の組み合わせに過ぎませんから故障した部分を修理さえすれば100年でも乗り続ける事が出来る筈です。

これを阻害する要因は量産部品の生産がされなくなると部品は特注される事になり、コストが使用するメリットに合わないと廃棄させる運命になります。

でも、古い車を大切にされる方も結構いらっしゃって、区内でも4~50年も前の車を今も使って居る方を見ますと頭が下がる思いが致します。


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