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第62回墨田区文化祭 日本舞踊素踊り大会が行われました! [日本文化]

20151019-1.jpg[カメラ]18日午前9時半から第62回墨田区文化祭の日本舞踊素踊り大会が行われ、午後7時20分に終了しました。

墨田区は東京23区でも日本舞踊の盛んな地域で地域で知られ今年は117演目のエントリーがあり4件の欠席がございましたのでそのぶん早く終わると思いましたが結果的にには予定時間が20分程伸びてしまいました。

エントリーが多いのでそれぞれの演目の曲を途中でカットして居る関係で何処で終わりなのか区切りが不明確で照明の暗転させるタイミングの数十秒のズレが113演目もあると合計で20分のズレになってしまった様です。

最近の特徴は若い女性の参加者が多くそれも綺麗な方が多いのには時代の変化が感じられますし、今後益々盛んになる事が予想されます。

同様に男性の参加者も増えており、昔は私と故人となってしまった佐久間氏しか居ない時期が10年も続いた事を考えますと現在の8名も参加される事は時代が変わって来たのではないでしょうか。

また、演目についても一時期に演歌等で踊る新舞踊が増えた時期がございましたが、再び古典的な日本舞踊が増えて来た様に感じます。

特に邦楽が三味線や鼓の音の間は日本人なら誰でも自然に合うものですが、同じリズムが繰り返される西洋音楽の外国人には合す事が出来ないそうです。

やはり日本人にしか出来ない邦楽、三味線、鼓、笛やの音の間で踊る古典的な日本舞踊で踊る事は高度なテクニックが必要ですし、踊りの振で様々な状況を表現して居ますので奥が深く知れば知る程長く続けてしまうものです。

また、様々な日本の物語の登場人物になりきる事もその楽しさを増すものですし、浄瑠璃系の常磐津、義大遊、清元や唄ものと言われる長唄、端唄、小唄等の歌詞や言葉を理解する事も慣れないと中々理解する事は難しいと思います。

日本舞踊の良さは歌詞や言葉を理解する以前に体で表現させられますので難解な言葉や物語も何となく理解できてしまいます。

つまり頭で考えるのでは無く体が理解する訳で、体が覚えてしまうと踊りの振りも様々な振りを使いながら正式には20分程度の演目も踊れてしまうのです。

墨田区も外国からの観光客も増え国際化が進みますと、日本の文化に精通し説明出来る人材が求められますし、日本を愛し文化を愛せる人でなければ真の国際化社会で通用し国際理解を深める人材にはなれないのではないでしょうか。


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