SSブログ

墨田区水辺活性化フォーラム開催!水辺と連携したまちづくりで暗躍する利権の構図! [官僚利権はこうして作られる]

20160214-1.jpg[カメラ]14日すみだリバーサイドホールで墨田区水辺活性化フォーラムが開催されました。

午前10時の開催前には雨や風が強くバレンタインの日曜日でもあり来場者が少ないと思われましたが、参加者は210名だったそうで意外に出席者が多かったのですがこれには裏がありました。

本当は水辺活性化フォーラムで影響を受ける近隣住民が多く来る筈ですが、これが意外に少なく実際に来場されている皆さんは墨田区の幹部職員やOB、墨田区と関係がある事業者の顔が多く見られ意図的に動員した事が分かります。

パネラーも残念ながら墨田区から報酬を貰う御用学者さんばかりであると感じざるを得ませんでした。

例えば、芝浦工業大学工学部建築学科の志村秀明教授は船カフェが大変盛況だったと言っておられますが、2週間で100万円の売り上げがあったとおっしっていました。

20160214-2.jpg[カメラ]これが船カフェの社会実験の状況の様ですが、大変盛況だったと言う割に人の数が少ない事にご注目下さい。

同教授は2週間で100万円の売り上げがあったと言っておりましたが、1日平均約7万1千円の売上で事業として成り立つのか冷静に考えますと、やればやる程赤字になる筈です。

先ず船は1日当り船長やスタッフの日当や船そのもののランニングコストや原価償却費や保険料を考えますと1日最低でも7万円はかかる筈です。

更にコヒーを居れたり客席に届けるスタッフの給料や仕入れを考えますと1日最低でも3万円は必要で、恐らく1日当り3万円の赤字になるだろう事が推測出来ます。

また、当然限界効用逓減の法則で最初は良くても次第にお客さんは減りますので、試算してみるとこの金額では事業として成り立たない事がわかります。

こんな嘘を大学教授が最もらしく言うのには呆れました。

20160214-3.jpg[カメラ]これは墨田区の観光を支える「すみだモデル」の構築を示す図ですが、作成者は帝京大学経済学部観光経営学科の大下学教授です。

この図の中心は一般社団法人墨田区観光協会でそれを支えるのは墨田区で更に国と東京都が支える仕組みになっており、さすが御用学者さんですね。

現実には観光地はこの様な形では成り立ちませんし、本当の観光資源はそこに住んで居る人々が作り出すものでではないでしょうか。

この日のパネリストは肝心の近隣住民は一切入って居ませんでした。

この日のパネラーは水辺活性化で利権の恩恵に与かる墨田区のお役人様と天下り法人の一般社団法人墨田区観光協会、直接恩恵を受ける東武鉄道株式会社、東京都です。

この人達の利権がこれから作られる事をこの墨田区水辺活性化フォーラムは物語って居ます。

詳しくは私の月例区政報告会で解説致します。


nice!(21) 
共通テーマ:ニュース

nice! 21

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。