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平成28年熊本地震災害から分かる自治体の備蓄物資の少なさ!日頃から災害備蓄を! [忘れてはならない東日本大震災]

20160416-1.jpg[カメラ]平成28年熊本地震災害では地域によるのかも知れませんが飲料水の配給を受けるのに2時間も並ばなければならない事が報道されて居ましたが、他山の石では無い気が致します。

ご覧の写真が東京都の給水車でこんな小さなタンクでどれだけの水が給水出来るのか疑問ですし、東京都内で同時多発的に給水が必要になる事を考えますと各家庭での水の備蓄が大変重要になります。

20160416-2.jpg[カメラ]これが墨田区のある場所の防災備蓄倉庫にある飲料水の備蓄状況ですが、とてもこんな量で水を必要とする人達に回るとは思えません。

墨田区で備蓄している水と食料は僅か1日分だけで、2日目からは東京都が備蓄物資を放出するそうですが、災害時に行政を当てにし過ぎるのは危険です。

20160416-3.jpg[カメラ]熊本地震災害では非常用のトイレが無く、あっても不潔になり易い事が指摘されました。

写真は墨田区の防災備蓄倉庫にある赤い箱の部分が簡易トイレですが、数えて見ると10箱程度しか無い事が分かります。

やはり災害時のトイレの問題をどうするかも考えて置く必要があると思います。

20160416-4.jpg[カメラ]写真は備蓄倉庫の毛布の棚ですが24ケースしかありませんから、真冬に災害が起こればとても足らないのではないでしょうか。

熊本地震災害では、建物倒壊が多く仮に各家庭で備蓄して居たとしても備蓄品が取出せない事もありますので安全な場所に分散して保管する必要もあります。

しかし、家屋の狭い都心部の下町ではそう簡単に行きませんから互いに助け合う事が必要になります。

時間の問題で全国から救援物資が送られて来るのでこれで最終的に賄われる訳ですが、熊本の場合は下記の様なアナウンスがされて居ます。

平成28年熊本地震災害に伴う救援物資の受入れについて

最終更新日:2016年4月17日

平成28年熊本地震については、多くの方々から御心配・御支援をいただき、誠にありがとうございます。

現在、余震が続いていること、交通渋滞等の事情を考慮し、ほとんどの宅配事業者が本県内への配送の受付を中止している状況となっています。

また、県でいったん物資を受領する形での御支援の申し出を多くいただいていますが、被災者の方々の即時のニーズに対応し、より早くお届けする観点から、市町村に直接お申し出いただくようお勧めしています。

重ね重ねではございますが、現在のところ熊本県に物資を輸送する手段は極めて限られています。

救援物資の受入れが再開できる状態になりましたら、再度このページにて詳細をお知らせします。

なお、お住まいの自治体が、熊本県内への救援物資を受け付けておられるかについては、各自治体へ御確認いただきますようお願いします。

健康福祉政策課 福祉のまちづくり室

電話:096-333-2201

   096-333-2202  ※いずれも直通電話です。

受付可能時間:午前8時30分~午後10時00分

この事からも分かる通り、ほとんどの宅配事業者が被災地への配送の受付を中止している事、物資を輸送する手段は極めて限られている事がわかります。

20160416-5.jpg[カメラ]結果的に物資の輸送は陸上自衛隊のCH-47J等で輸送され、道路や橋が崩落し孤立した地域へも物資の輸送が可能だからです。

20160416-6.jpg[カメラ]防衛省が導入を計画しているご覧のオスプレイなら更に大量の物資を素早く長距離で輸送出来ますので離島等での災害復旧には非常に効果的な輸送手段になる事が期待されます。

東京都は緊急時の物資の輸送を名目に防災船着場と称して実際は観光目的の船着場を作りましたが、大震災時には余震が多く事実上船舶は航行出来ませんし、自衛隊の輸送船は隅田川に入れる船はありません。

これは隅田川に掛る永代橋の下をくぐれる船が無いからです。

つまり東京都の言う事を当てにすべきではありません。


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