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墨田区議会に手話通訳者の配置と磁気ループが設置され5月1日から運用されます! [墨田区議会]

20160501-1.jpg[カメラ]平成26年9月11日墨田区議会第3回定例会2日目は墨田オンブズマン大瀬康介が一般質問を致し際に聴覚障害をお持ちの皆さんが高齢化に伴いグループホームが必要である事を質問致しました。

その際に墨田区聴覚障害者協会の荘司会長ら十数名の聴覚障害をお持ちの皆さんが区議会を傍聴にいらっしゃり区議会事務局もその対応に追われましたが手話通訳者の配置など問題が起こりました。

議会改革検討委員会などでも問題にさせていただき、聴覚障害をお持ちの皆さんが折角区議会を傍聴にいらっしゃった際にその内容が分からないのでは意味無いので障害者差別解消法への対応を求めました。

その後、国連の「障害者の権利に関する条約」が締結された事により、障害を理由とする差別の解消を推進することを目的として、平成25年6月、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」)が制定され、平成28年4月1日から施行されました。

これは、全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を推進する必要が生じて参りました。

こうした経緯を経て5月1日から手話通訳者の配置と磁気ループが設置され運用が始まりました。

20160501-2.jpg[カメラ]磁気ループは聴覚障害をお持ちの皆さんの中でも比較的症状の軽い難聴の方が受信機付のイヤホンで議会を聴く事が出来るシステムで、本会議場と委員会室に設置されました、

聴覚障害をお持ちの皆さんが積極的に区議会を傍聴される事を期待致します。


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