何の事業もしていないのに温存される墨田区の外郭団体!墨田区土地開発公社の謎! [たった1人の行政改革!信念と行動が行政を変える]
墨田区の外郭団体である墨田区土地開発公社の決算書と事業計画を分析していると墨田区土地開発公社は何もして居ない公社でありながら、墨田区から500万円の出資を受け墨田区から200万円の融資を受けて居るのです。
ご覧のものは平成28年度の墨田区土地開発公社の事業計画ですが事業面積が5,000平方メートル、事業費は50億円とされて居ますが、以下過去に遡ると事業計画はあっても何もしていないのです。
平成27年度の墨田区土地開発公社の事業計画です。
平成26年度の墨田区土地開発公社の事業計画です。
平成25年度の墨田区土地開発公社の事業計画です。
平成24年度の墨田区土地開発公社の事業計画です。
平成23年度の墨田区土地開発公社の事業計画です。
過去6年間に遡っても全て同じ内容で事業計画はあっても具体的な事業は何もしていないのです。
何故この様な公金がキープされたまま積極的な運営がされて居ないとなると通常なら役員が疑問に思う筈です。
実態はこれまで役員会で事業計画を可決して来たのは誰なのか見てみましょう。
墨田区土地開発公社の役員を見ますと墨田区の幹部職員と区議会議員では全て自民党の議員だけである事がわかります。
言い換えると墨田区の利権の恩恵を受けて居る可能性のある人達ではないでしょうか。
事業の内容や実績から考えますと墨田区土地開発公社はそもそも存在する必要が無い特殊法人である事は間違いありませんが、何故温存するのでしょうか。
事実上の裏金とも言える、区議会の議決を必要とする公会計である一般会計を通さなくても済む様に抜け道として墨田区土地開発公社の会計を利用する仕組みがこれにあると疑わざるを得ません。
東京23区内でも墨田区土地開発公社の様な組織を温存して居る区は僅かです。
この公社の借金は50億910万円で平成27年には区から360万円を借りている形になっており、墨田区の裏金ポケット代わりに使われて居る可能性が考えられます。