福祉保健委員会報告!後追いの墨田区待機児童解消計画! [墨田区議会]
22日福祉保健委員会が開催されましたのでその重要な部分を解説いたします。
ご覧のグラフは墨田区の待機児童数の推移で0歳児の部分が青、1歳児児がオレンジ、2歳児がグリーン、3歳児がグレー、4.5歳児が薄い青で描かれています。
総量では平成26年度に待機児童対策を積極的にやるように議会で問題を指摘した関係で翌年には過去最低に減りましたが、この頃私の長女が生まれた産院では満室の状態でした。
これでは再び待機児童が増えるのではないかと思い理事者に区内の新生児の数を正確に把握する様に求めましたが、転入転出者も居るので正確に把握できないと言い訳をしていました。
私の想像ではこの言葉の裏に北斎美術館の建設を急ぐ余り、議員には本当の事を伝えて居ないなと感じ、既に翌年には待機児童が再び増える事を予想して指摘しました。
現実には北斎美術館の建設が最優先されこうした指摘は聞こうとしませんし、議会に対しては待機児童はゼロになるかの様な説明をしていたのです。
これが墨田区の官僚の手口です。
区議会が本当に行政のチェック力があればこうした事が起こらないと思いますが、お役人の出す議案全て賛成でシャンシャン決められてしまう議会では都合の悪い事は平気で隠す体質があるようです。
結果が出た今こそこうした事実を暴露させていただきます。
このグラフの赤い棒の部分は墨田区の総人口で青い折れ線グラフは就学前児童の数です。
これを見ますと墨田区の人口の増加に比例して就学前児童が増える傾向にあり、この事は区内に流入して来る人口の多くが子育て世代である事を意味しています。
この事は墨田区は子育て世帯への施策を誤ると逆に人口減少を招くか人口停滞に至る危険性があります。
待機児童が何故増えて居るかについては、世帯主であるご主人の収入が減りその減った分を奥さんが仕事に出る形で補わざる得なくなり、子供を保育園に預けると言う動きが同時多発的に起きて居るからです。
これを止めるには、核家族化の元凶となっている憲法24条を改正し家族を守る憲法に変える必要があります。
現在の待機児童の急増や待機高齢者の数の急激な増加は、世帯主を中心に祖父母と子供たちが同居する家族構成が破壊され、そこから祖父母が追い出され事が最大の原因です。
昔は祖父母が世帯主夫婦が仕事で忙しい時に代わって子供の世話をしましたし、子供たちが大きくなり祖父母が高齢化で体が不自由になると子ども達が祖父母の面倒を見て居ました。
核家族化が進むと、世帯主夫婦が仕事で忙しく、子供も親の面倒を見る時間が無く、家も狭くなって居るので結果的に子ども達が祖父母の面倒を行政が見ざるを得なくなってしまいこれに歯止めが利かなくなっています。
一刻も早く日本を弱体化させる為にマッカーサーが押し付けた憲法を改正する為に日本国民が日本国民の為の憲法を作る議論をすべきではないでしょうか。