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産業都市委員会報告!商工業費が北斎資料収集基金と同じ!天下り利権が優先! [墨田区議会]

20160626-1.jpg23日産業都市委員会が開催されましたので重要な部分をご報告いたします。

上の文書は中小企業センター廃止に伴う、新たな支援体制について書かれたものですが、山本区長になってからお役人のやりたい放題の現実が突き付けられました。

20160620-1.jpgこれは墨田オンブズマン新聞第10号で掲載した墨田区の商工業費の推移をグラフ化したものですが、赤い部分は墨田区の商工業関連の職員の人件費は変わらないのに対して青の商工業事業費の減少は著しい上に山本区長誕生後の平成28年には更に減少し今後10億円を割り込む事が予想されます。

ちなみに緑のグラフは、 商工業関連費と職員の人件費を合計したものです。

この傾向は山﨑区長時代から区内商工業関連への施策が減り始め、その反対に墨田区の幹部職員の天下り先となる外郭団体への補助金が増加して居ます。

山本区長の誕生で区内商工業関連への施策が手厚くなるかと思いましたが、全く逆で前山崎区長体の取巻きに担がれるだけで、何でもお役人様はお任せの結果商、工業関連費史上最低の1億円近くまで落ち込んでしまいました。

1億円と言うと葛飾北斎の作品などを買う為の北斎資料収集基金と同じで、幹部職員の天下り先である北斎美術館に多額の資金を注ぎ込んだ結果、区内商工業関連への予算は減らされ続けて居ます。

最大与党の自民党と公明党はこうした問題が解っているにも関わらず区内商工業関連や産業育成に関する予算が減らされて来たのにこれまで何も言って来なかったのは何故でしょうか。

彼らが全く区内産業である商工業関連の予算が減らされ続けて居る事に異議を唱えないので、私は区長に対して、今後もこの様に右肩下がりで区民の皆様の生活の糧となる区内産業である商工業関連の予算が減らされ続けて居る事を指摘しました。

厳しく指摘した結果今後区内産業である商工業関連の予算を増やして行く事を約束しましたが、今後の動きを見極める必要がございますし、区民の皆様がこうした現実を知り怒りの行動を取らなければやりたい放題になってしまいます。

現在はこれまでの古典派経済学の理論である投資が付加価値を生み続け、右肩上がりの経済成長と言う成長戦略が通用しない経済社会情勢が生まれていますので、区内産業を守る為の行政の施策が大変重要な時期です。

もしも区内産業が失われれば、再度立ち上げる事は非常に困難ですし、最も大切な事業を行える人材の流出であり、これまでまちを支えて来た自営業者を失う事はまちの活気や治安、消防団などの活動に大きな痛手となります。

20160626-2.jpgこれが墨田区が示した産業支援体制のイメージだそうですが、公僕の筈のお役人が「産業支援」などと上から目線の論理を展開するのですから、山本区長が如何に役人からナメられているのかお分かりになると思います。

20160626-3.jpgこれまでの中小企業センターの機能が区役所1回のロビーエリアに移るそうですが、墨田区は天下り施設には手厚くこれまで墨田区を支えて来た区内産業に対しては区役所の軒を貸します程度の対応です。

民間出身の山本区長に期待しておりましたがお役人に担がれて居るだけでやりたい放題にさせている現実を見ますと、無能としか言い様がございません。

私ならこんな提案をした部長クラスは切りますし、能力の無い幹部職員は直ぐに移動させ優秀な人材を配置すます。

20160626-4.jpgものづくり支援スペースは区役所地下1階の駐車場の奥の物置場に設置されるそうで、これがもの作りで墨田区を発展させてきた区内産業への冷たい仕打ちです。

こんなふざけた事をする役人に税金を払う気がするでしょうか。

少なくとも墨田区は納税者の血税を使わせていただいていると言う気持ちも無く我々が予算を決め区民を飼って居るんだという思い上がりがある様に感じるのは私だけでしょうか。


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