墨田区契約課の指名競争入札!長期リース契約第3話 相見積で見える官製談合疑惑! [山本区長下で進む墨田区の官製談合疑惑の研究]
今日は2月18日に行われた指名競争入札「町会・自治会連絡用ファクシミリの借上げ」について墨田区の官製談合の疑いについて解説いたします。
先ず、上の指名業者調書をご覧ください。
ここでは指名競争入札常連の2社しか指名されていません。
これは墨田区の墨田区物品等業者指名基準の借上げの場合予定価格が40万円未満の場合は、ご覧のい通り指名業者数は2社以上とされて居るから最低の2社しか指名していない事がお分かりになると思います。
墨田区の入札が公正では無いと言われる背景にここにも問題があり、指名業者数が2社以上とされて居ても2社しか呼ばないのです。
更に同じ日に予定価格が40万円未満の別の入札があっても同じ業者の2社しか呼ばれませんから、指名の段階で同じ業者しか落札出来ません。
つまり解り易く例を挙げると、官製談合に関われる業者しか指名されず、2社のうちどちらが落札するかはこの2社が談合して決めた形にしているに過ぎないのです。
当ブログで過去に情報公開した資料を全て公開する方向でこうした入札の実態を皆様に知っていただきたいと思います。
墨田区の入札は、新規に取引に参加しようとして登録しても先ず指名すらされず時間ばかりが過ぎるだけで蚊帳の外に置かれるのは、公正な入札など行われて居ないと言わざるを得ません。
はっきり申し上げて墨田区は官製談合で落札者を決めていると明言致します。
根拠の無い嘘だと言い切れるならどうぞ裁判でも起こして欲しいと思いますし、堂々と受けて立ちます。
こうした官製談合が起こる根本的な原因は、墨田区の場合役人の天下り施設が多く、天下り法人や外郭団体が区が発注する事業を確実に受注できる様にする為には官製談合が必要になるからです。
これを断ち切る為には腐りきった幹部職員を総入替えするしか無いのではないでしょうか。
これが入札仕様書で、メーカーと型番が示されて居るのでメーカーと結託されてしまうと他社は当該型番のファクシミリを手に入れる事が出来ませんからそもそも入札参加出来ず、不参又は辞退になるので2社しか呼んで居ないのです。
この製品はシャープの型番UX-MF80CWで2007年11月に発売されたファクシミリで発売から既に10年近く経過しており買おうと思っても新品は市場に出回って居ないので買えません。
中古のならヤフオクなどで時々出て来ますが落札相場は3千円から1,200で値が付けば良い方で多くが産業廃棄物として処理されて居る様です。
こんなものをわざわざ平成27年4月1日から平成32年3月31日までリース料を毎月3,888円を60ヶ月支払続ける訳ですから合計で233,280円になります。
これは仕様書の続きでファクシミリの設置場所を示すと共に必要な台数は5機だと言う事がここからわかります。
ファクシミリ5機で毎月3,888円なら安いと感じる方が居るかも知れませんが、60ヶ月支払続ける事と同時に消耗品である割に高価なインクカートリッジの供給や紙代等を考えますと利益の大きいうま味のある仕事なのです。
これは私の推測ですが、区の職員と業者の馴れ合いから町会・自治会連絡用ファクシミリの情報を業者に流し、業者は他社と競合になり難い生産が中止され型落ちしたファクシミリのデッドストックをメーカーに問い合わせた。
メーカー側は、売れずに倉庫に積まれたままのデッドストックを処分したいので捨て値で業者に提供を打診、これを受けた業者が入札仕様書を作成し馴れ合い関係の区職員へ提出しこうした仕様書が作られたと推測します。
その結果業者は落札します。
こちらの業者はただお付き合いで見積を出していると見られます。
これは契約執行伺書と呼ばれるものですが、右上に「長期契約」と書かれその下に「更新」と書かれているので、過去に同様の契約があり、更新され続けたのではないでしょうか。
つまり事実上随意契約で2社目の見積書は手続き上必要なので馴れ合いの関係のある業者に出させた事がうかがわれます。
当ファクシミリは2007年11月に発売された機種ですので恐らく、2008年2月に最初の入札があり、5年毎に更新され今年で10年目を迎え等契約で更に5年延長された訳ですからこの業者にしては償却しきったものを貸すのですからボロ儲けになって居る筈です。
上の契約執行伺書の予定価格蘭は黒塗りにされて居ますが、ズバリ正解は予定価格3,888円となり、比較価格は5,454円の筈です。
つまり落札率は100%になります。
区の職員がこんないい加減な仕事をして血税を無駄遣いされて居る事を知るとやりきれない気分になります。
はやり血税の重みを感じさせる事もひつようですし、人として「まわりをしあわせにしなければ、自分も幸せになれない」事を知るべきだと思います。