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墨田区契約課の指名競争入札!長期リース契約第25話 1者指名と利権の関係! [山本区長下で進む墨田区の官製談合疑惑の研究]

20160831-1.jpg平成27年3月14日に行われた「学校給食システムソフトの借上(再リース)」の指名入札では常連の総合商社ベンキョウードー株式会社1社しか指名せず随意契約になっています。

20160831-2.jpgこれは起案書の添付別紙ですが、右上をご覧下されば指名業者数1名とあり、墨田区物品等業者指名基準第4条には、指名する際の指名業者数は予定額が50万円超ですから4社以上指名しなければならない筈ですが1社しか指名していません。

山本区長は第1回、第2回定例会で私の質問に次の様に答弁されています。

「区の契約は透明性と公平性が担保された競争入札によって締結されることが法令で定められていることから、区では、規則や要綱で具体的な指名の基準等を定めております。教育委員会としましては、学校長契約についても区の定める基準に従い、適正に契約手続を行うように指導しており、これらの手続に瑕疵はないものと認識しております。今後とも法令順守の原則のもと、透明性と公平性が確保されるよう、各学校に対して校長会等の場を通じて指導を行っていきます」と述べおります。

しかし、「規則や要綱で具体的な指名の基準等を定めております」と言ってもこれが守られなければ意味がありません。

更に山本区長は「これらの手続に瑕疵はないものと認識しております」と述べて居ますので自ら認識脳力がありませんと言っている様なものです。

状況の把握能力や指導力が欠けて居るからこそ、こうした話が噛み合わない答弁となっています。

起案書の別紙下部の、予定価格と比較価格は黒塗りにされていますが、ここにはどの様な数字が入るでしょうか?

答えは、予定価格は481,380円、比較価格は「設けない」となります。

当然、落札率は100%になります。

20160831-3.jpgこれは起案書の表題部小学校の部分になります。

起案日は、平成27年3月14日となっています。

20160831-4.jpgこれは起案書の表題部2枚目の中学校の部分になります。

20160831-5.jpgこれが入札仕様書で、何故か明確に株式会社綜合システム技研の給食献立システムの製品名「献立名人」と言う商品名を複数記載しています。

この事は、当該ソフトは特定の業者以外供給されない仕組みになって居る可能性があり、他の自治体での入札の状況を調べて見ますと随意契約が多い事がわかりました。

考えられる事は学校と言う教育行政と密接な関係や馴れ合い、利権との係わり合いが強い可能性を感じます。

20160831-6.jpg指名入札で1社しか指名されない常連の総合商社ベンキョウードー株式会社の見積書の金額は481,380円で、これに消費税38,510円を加えると予算額とまったく同額の519,890円になります。

こうした一致が繰り返されることは、まともな入札では無く、発注側の官と受注側との官製談合が無ければあり得ない一致ではないでしょうか。

20160831-7.jpgこれは契約書に添付された支払内訳です。

20160831-8.jpgこれが契約書で起案日は、平成27年3月14日、見積書の日付は平成27年3月24日、契約は平成27年4月1日と最短期間で契約に至っている事がうかがわれます。

山本区長は議会での答弁で「一部の業者に発注が集中している現状に対する私の認識についてですが、今申し上げたとおりの手続を経た公平な競争の結果であると認識しています」と言って居ます。

これが1社しか指名しない墨田区契約課の実態ですし、これが山本区長の言う「公平な競争の結果」なのでしょうか。


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