墨田区契約課の指名競争入札!長期リース契約第27話 茶番劇で見る官製談合! [山本区長下で進む墨田区の官製談合疑惑の研究]
平成27年4月23日に行われた「非常時連絡用携帯電話の借上」と言う指名競争入札の指名業者調書ですが、これも常に常連の総合商社ベンキョウードー株式会社と昨日の「学童用ロッカーの借上」では登場しなかった有限会社飯沼電気が登場しています。
これが入札仕様書で、非常時連絡用携帯電話を何故か3台横川集会所に設置するものです。
機種が指定されド内容の(1) コモ「P-01」とあり「(同等品可)とございますが、(2) では月額基本料及び月25分の通話料も含むとありドコモは最大25分相当は月額基本料に含まれています。
それではドコモの料金プランとAUの料金プランを比較しましょう。
ドコモの料金プラン:待受が多いタイプSS基本使用料(月額)3,600円無料通信分1,000円,最大25分相当ファミ割MAX50またはひとりでも割5050%OFF1,800円。
AUの料金プラン月額基本使用料各種割引サービス適用前1,996円、1,100円分無料通話〈最大27分〉
こうして比較してみますとドコモの料金プラン(月額)3,600円に対してAUの料金プラン月額基本使用料1,996円とAUの方が約半額近い事がわかります。
入札仕様書に3台と書かれて居るのはドコモの料金プランのファミ割MAX50またはひとりでも割5050%OFF1,800円を適応させ、AUの料金プランと同じにさせる為に意図的に3台にして居る疑いがあります。
非常時連絡用携帯電話ですから、横川集会所で3台も必要なのか疑問で、今や小学生でも携帯電話が当たり前の時代に不自然です。
つまり、墨田区の契約課が入札仕様書を書いたならは官製談合が疑われます。
その理由はドコモの料金プランが基本で必要数もせいぜい2台あれば良いのに3台とあることからドコモのファミ割MAX50またはひとりでも割5050%OFFを前提に書かれて居るからです。
平成27年4月23日付けで出ている総合商社ベンキョウードー株式会社の見積額は147,200円で、明細欄には「件名:非常時連絡用携帯電話の借上」とし書かれていません。
これでは見積書の体をなしていません。
それは、本来なら品名、数量、月額基本料等の単価の明細が記載され最終的に合計金額が幾らになるか記載するのが誠実な業者ですが、この見積書は結論ありきの見積書で官製談合である事を示唆しています。
これは今回2者指名された見積競争の相手は常連の限会社飯沼電気は4月23日付けで辞退しており、その結果総合商社ベンキョウードー株式会社が落札となり区と随意契約になると言う筋書きで墨田区契約課の指名競争入札はまるで茶番劇と言わざるを得ません。
茶番劇の結末は総合商社ベンキョウードー株式会社は税込み158,976円でお受けして「これにて一軒落着」。
予定調和の時代劇なら悪代官が菓子折りを受け取り「・・・お主も悪じゃな」と言う展開と似ているのではないでしょうか。
これは支払い内訳書で、総合商社ベンキョウードー株式会社の見積書には内訳が無いのに区の出す支払い内訳書は特別な関係なのか随分ご丁寧ですね。
日付けをご覧ください平成27年4月16日契約執行伺書が作成され、その予算額は159,408円と書かれ下駄判から係印、係長。課長へと回った事が分かり、この時点で業者との馴れ合いの関係で既に発注済みだった事がうかがわれます。
つまり、業者がその7日後の平成27年4月23日に見積を出したのは、手続き上の形を整える為で、時系列から見たらおかしな話ですし、こんな事がまかり通るのが墨田区の契約課の実態と言わざるを得ません。
予定価格と比較価格は黒塗りにされていますが、ここにはどの様な数字が入るでしょうか?
答えは、予定価格は158,976円比較価格は「設けない」となります。
落札率は100%です。
山本区長は議会での答弁で「一部の業者に発注が集中している現状に対する私の認識についてですが、今申し上げたとおりの手続を経た公平な競争の結果であると認識しています」と言って居ます。
皆さんはどう思われますか?
検索エンジンに「山本区長 官製談合」と入れますと墨田区の現実がご覧になれます。