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墨田区契約課の指名競争入札!長期リース契約第29話 高野副区長関与の入札の実態! [山本区長下で進む墨田区の官製談合疑惑の研究]

20160904-1.jpg平成27年7月8日に行われた「タブレット端末の借上(平成27年度導入校)」と題された指名競争入札の入札見積経過書ですがこれも昨日の「電子黒板機能付きプロジェクター他の借上」と同じパターンで指名9者中半分以上の5者が辞退しておりここに墨田区の入札の闇が隠されています。

残りの4者の顔ぶれ中ので札下位から検討してみますと、4番札は昨日と同様に株式会社平和堂は墨田区の入札の常連などのでお付き合いで入れている可能性があります。

3番札の芙蓉総合リース株式会社は旧安田財閥系企業の金融機関系の企業ですが入札仕様書に「Apple社製 iPad Air 2 等」が指定されている事や細か過ぎる仕様書が不利になったと考えられます。

2番札の富士通リース株式会社は大手電機メーカー富士通の系列会社で大株主は東京センチュリーリース株式会社でリース業界の大手ですが、ここも入札仕様書に「Apple社製 iPad Air 2 等」が指定され細か過ぎる仕様書が不利になったと考えられます。

つまり、墨田区契約課の出した入札仕様書に大手も手が出せない官製談合の汚いカラクリがある事を示唆しています。

20160904-2.jpgこれは予定価格書ですが予算額が5,606,889円とありますが、落札額は917,480円で10月1日からなので6か月間になり、6か月で5,504,880円になりその差額は僅か102,009円に過ぎません。

この事は、細かすぎる仕様書の内容からも、馴合いの業者に予算額を漏らして居ない限りあり得ません。

つまり高野福区長も関わる官製談合の疑いが非常に強いと考えなければ辻褄が合いません。

何時もの様に黒塗り部分にはどの様な数字が入るでしょうか?

答えは、予定価格5,606,889円又は5,504,880円となります。

落札率は98.18065%又は100%になりますいずれも官製談合と言われる95%を大きく上回っています。

比較価格、調査基準価格、比較価格蘭には何が入るでしょうか?

比較価格:答え5,994,000円、調査基準価格:答え「設けない」、比較価格蘭:答え「設けない」となります。

20160904-3.jpgこれは起案書の表紙部分ですが、年間契約金額が11,213,772円でしかも契約期間が平成27年10月1日から平成33年9月30日の3年間ですので総額で33,641,316円と約3千400万円の大型契約なのです。

当ブログで以前も指摘しておりますが、学校ICT化は巨額利権の温床になる事を指摘致しましたが特に電子黒板関連はシステムになって居ますのでその裾野は広く巨額になりますので利権の温床になり易いのです。

この指名競争入札も指名の状況や入札仕様書の内容から官製談合と考えられ、下駄判の状況から高野副区長、鈴木総務部長、浮田契約課長が関わって居る事が分かります。

20160904-4.jpgこれは起案書の2枚目です。

20160904-5.jpgこれは起案書に添付さた指名業者調書ですが、9者指名しても5者が辞退する様に傾向的に作られて居る様に感じますし、応札するのも4者と毎回同じ様な傾向が見られるのは何故でしょうか。

20160904-6.jpgこれが入札仕様書の冒頭部分ですが、「機器の仕様及び台数については、別紙「借上機器の仕様」のとおり」となっており、この仕様が異常に細かい上に具体性が無い為にかなり調整が必要なのです。

例えば「各学校ごとの内訳は別紙「設置場所一覧」のとおり」とか「機器の設置等については別紙「設置条件等」のとおり」とかございますがとてもこれだけで、後で詳しく説明しますがとても見積もれる状況ではありません。

更に「ソフトウェアをインストールする際には、事前に庶務課と協議を行うこと」とあり、見積の段階では庶務課と協議を行えないので普通の業者はタイムロスを上乗せせざるを得ず見積額に差が出る様な細工がされています。

続いて「学校への殷殷、調整にあたっては、教育委員会事務局及び各学校の担当者と十分な打ち合わせを行い調整すること」となって居たり、「本仕様書に定めのない事項及び疑義を生じた事項については、墨田区との協議によ、り解決を図ること」などやたらに協議事項が多く設定され見積額に差が出る様に書かれています。

20160904-7.jpgここでは「Apple社製 iPad Air 2 等」とメーカーと製品型番が規定されているので、特定の企業しか応札出来ない仕組みになっています。

つまり、この入札の時点で、Apple社製 iPad Air 3が発売されているのに、値段はほほ変わらないのに、敢えて型落ちしたApple社製 iPad Air 2(2014年10月16日発売)を指定して居るのでしょうか。

Apple社はiPad AirシリーズからiPhoneシリーズへの移行傾向にある事を考えますとこうした機器の選定にも疑惑を感じます。

20160904-8.jpgこれは借上機器の仕様の最後の部分です。

20160904-9.jpgこれが別紙の「各学校ごとの内訳は別紙「設置場所一覧」ですが、実際にはこれらに納入する事は非常に大変で学校側の担当者が居ないなどの理由で納入日の調整が必要になるなど馴れ合いの業者以外が取ってしまうと嫌がらせや対応が悪いとマイナス評価をされ次回から指名されない等の事が行われます。

20160904-10.jpgこれは設置条件等を記した文書です。

20160904-11.jpgこの部分の電話対応は「区が指定する総合窓口で1次対応すること」とあり、これも区の息がかかった場所で対応せよと言って居る様なもので、つまり、馴れ合いの業者以外は取れませんよと言って居ると考えるべきです。

20160904-12.jpgこれが契約書ですが、借上契約の場合は事実上契約期間内は毎年継続の随意契約になりますから借入期間総額となると金額が多くなりますので利権が介在するケースが多いのです。

この場合も3年間ですので総額で33,641,316円と高額になり、落札率や9者中5者が辞退する状況を考えますと官製談合と思われます。

こうした問題や入札仕様書に官製談合を示すキーワードが隠されて居ると思いますので情報をお持ちの方は情報をお寄せ下さい。

山本区長は議会での答弁で「一部の業者に発注が集中している現状に対する私の認識についてですが、今申し上げたとおりの手続を経た公平な競争の結果であると認識しています」と言って居ます。

こんな事実に反する事を公然と言ってのける山本区長は信用出来ませんし、区民の事よりも官僚と結託した利権作りの方を優先されているのではないでしょうか。

高野副区長も、先日観光対策等特別委員会で、肝心の事が見えない資料が配られた問題でこの様な資料を委員に配布する様な能力の無い幹部職員は替える様に求めますと高野副区長は激怒されましたが本質を突かれたからだと思います。

そもそも能力の無い幹部職員や精彩を欠いた職員を利用する背景には、自分を引き立ててくれた人を崇拝し盲従させ、支配と服従の関係を作り独裁体制を敷く意図が隠されています。

しかし、所詮能力の無い幹部職員を利用したところで優秀な人材には勝てませんから時間と共に綻びが出始め崩壊するものです。

悪は善には勝てず、悪が栄えても一時的なものに過ぎない事を忘れるべきではありません。

墨田区の指名競争入札をコントロールしている黒幕は誰か様々な角度から洗い出して居ますので情報をお持ちの方は情報をお寄せ下さい。


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