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墨田区契約課の指名競争入札!長期リース契約第30話 1者指名!随意契約の実態! [山本区長下で進む墨田区の官製談合疑惑の研究]

20160905-1.jpg平成27年7月3日の「コンピュータ研修事業委託」の契約では指名されたのは常に常連の総合商社ベンキョウードー株式会社1者だけで即日随意契約されています。

20160905-2.jpgこれは指定理由書ですが、平成27年7月3日に見積書が出ているなに指定理由書の日付は平成27年6月22日の段階で決定されている事が分かります。

指定理由は「本研修は.研修会場となる学校のコンピュータを使用し、研修に必要となるソフトのインストールや周辺機器の接続を行う。研修終了後は.現状復帰し、学校の授業に影響を及ぼすことの無いようにしなければならない。その点、上記業者は、使用するコンピュータの借上契約業者で、システムの内容を熟知している」とあります。

しかし、ソフトのインストールや周辺機器の接続は通常誰でもその気になれば出来る筈ですし、公務員試験に合格出来る能力があればこんな研修など必要が無いと思われます。

この部分は、学校ICT化の機器が様々なヒモで繋がっており、コンピュータの借上契約が主要な臓器を取出そうとすると周辺の臓器までずるずると繋がって出てしまう様に利権でがんじがらめになって居る事が分かります。

つまり、コンピュータの借上契約、電子黒板、プロジェクター、タブレット端末、無線ラン、音響機器、コンピュータ研修、メンテナンス、消耗品の供給と繋がり、墨田区の契約課の発注は全て同じ業者だけが受注する仕組みになっています。

「本区では、平成10年から教員を対象としたコンピュータ研修(夏季)を実施している。上記業者は、本研修を例年受託し、履行状況は良好であり、教員のコンピュ¬夕操作及び授業でのコンピュータ活用に効果を上げている」とする部分は次の意味が隠されています。

「平成10年から教員を対象としたコンピュータ研修(夏季)を実施している」と言う既成事実を持ち出し本来は入札なのに1者指名の随意契約を正当化しています。

「上記業者は、本研修を例年受託し」と述べていますのでここには公正な競争原理は存在せず馴れ合いによる官製談合が繰り返されて来た事を示唆しています。

「履行状況は良好であり、教員のコンピュ¬夕操作及び授業でのコンピュータ活用に効果を上げている」として居ますがそもそも効果のないものに公金は注ぎ込めませんよね。

20160905-6.jpg平成27年7月3日に見積書が出されており、これが出る前の平成27年6月22日の段階で決定されていた事が分かります。

20160905-3.jpgこれが仕様書ですが、実施日程は書かれているものの、1日何時間の研修なのかは触れられていませんし、夏休みの時期に毎回20人もの研修者が居るのでしょうか。

20160905-5.jpg日付けをご覧ください平成27年6月26日契約執行伺書が作成され、その予算額は198,288円と書かれ下駄判から係印、係長、課長へと回った事が分かり、この時点で業者との馴れ合いの関係で既に発注済みだった事がうかがわれます。

つまり、業者がその7日後の平成27年7月3日に見積を出したのは、手続き上の形を整える為で、時系列から見たらおかしな話ですし、こんな事がまかり通るのが墨田区の契約課の実態と言わざるを得ません。

予定価格と比較価格は黒塗りにされていますが、ここにはどの様な数字が入るでしょうか?

答えは、予定価格は198,288円比較価格は「設けない」となります。

落札率は100%です。

20160905-4.jpgこれは請書ですが平成27年7月3日に見積書が出されたのにその日の内に係印、係長、課長へと見積書が回り、今度は請書がされたその日の内に係印、係長、課長へと回ったのでしょうか。

山本区長は議会での答弁で「一部の業者に発注が集中している現状に対する私の認識についてですが、今申し上げたとおりの手続を経た公平な競争の結果であると認識しています」と言って居ます。

皆さんはどう思われますか?

検索エンジンに「山本区長 官製談合」と入れますと墨田区の現実がご覧になれます。


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