神秘を感じる墨田区内のパワーポットのお話!第1話 三囲神社奥のお稲荷様の巻! [墨田区の名所・旧跡]
三囲神社の奥にあるお稲荷様の祠ですが、恐らく江戸時代頃からこうした光景だったのではないでしょうか、お稲荷様があると言う事はこの付近には江戸時代頃には田園風景が広がって居た事が偲ばれます。
お稲荷様は、そもそも農耕の神様で狐は神様の使いだと信じられて居ましたから、置かれている狐に願いを託して神様にお願いする風習があった様です。
なぜかこうした場所に来ると神秘的な力を感じますし、こうした場所で神秘を感じる日本人の感性は素晴らしいのではないでしょうか。
最近パワースポットと呼ばれる場所を巡る方が多い様ですが、ここも間違いなくパワースポットだと感じます。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.145~0.132マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)
盛況だったすみだまつり!江戸の粋を伝える向島の花柳界復活への希望! [墨田区の名所・旧跡]
1日と2日に錦糸公園ですみだまつりが開催され、昨年は毒キノコが会場で間違って販売された事件がございましたが、その影響もなく会場には大勢の方々が来られ大変盛況でした。
総合体育館で日本舞踊協会協会の催し物があるので会場へ行くと、沢山の人でにぎやか過ぎて会場へ時間までに到着するか心配なほど混雑していました。
総合体育館のアリーナでは特設ステージが作られ、向島の芸者さんによる日本舞踊の披露やまるで日本画を見ている様に美しい芸者さんとの記念撮影が行なわれていました。
向島の花柳界も下町の中小企業が衰退した影響で芸者さんの数も料亭の数も年々減ってしまいましたが、今や東京最多の芸者さんがいらっしゃいますので、こうした文化を保護育成する必用があるのではないでしょうか。
以前、浅草公会堂で日本舞踊で使うので芸者の置屋さんのお上さんから、花かんざしを貸していただいた事がありますが、写真の芸者さんが付けている花かんざしは大変高価で京都の職人さんが作ったものでした。
花柳界も大変重要な日本文化で、芸者さん達は日中は日舞はもとより三味線、太鼓、小唄などの芸事の稽古で忙しくお座敷の前には髪を結ったり化粧や着付けと何かとお金もかかり大変です。
東京の花柳界と言えば昔は各地にありましたが、その昔有名な柳橋や浜町などはなくなってしまい、新橋辺りでも芸者さんが減ってしまい向島の芸者さんが応援に借り出されて居る様です。
何と言っても、こうした文化を維持継続する為にはわが国の景気が回復しなければなりませんし、娯楽の多様化と言う時代の流れの中でこうした粋な文化を見直す必用があります。
また、花柳界衰退の原因には企業の接待費に対する課税が強化された事も原因だと思います。
私自身若い頃金融機関に努めて居た事がありますが、商品が金利とか手数料ですので他社と差が付け難い業界でしたので大口の顧客には気の効いた接待で競争になる事が多く接待費に甘い業界です。
しかし、ある時経理担当者から税制が変わり、例えば接待費を200万円使うとその同等の200万円の税金が取られ合計400万円使う事になると教えられました。
税金と言うものは恐ろしいもので、課税の方法やり方を間違えると一つの産業や文化まで破壊してしまう事を以後痛感させられました。
それからと言うもの、企業の接待費の削減が響き銀座の高級クラブが激減し料亭等も大きく数を減らしてしまいました。
今国会では、10兆円もの増税論議がされていますが、増税の裏で失われる危険がある産業や日本の文化がある事について誰も論じようとしないのは恐ろしい話です。
増税よりも、天下りの根絶による税の無駄遣の削減を行い、景気対策や国際競争力を付け外貨を獲得出来る産業の育成による国内景気の活性化が必用で、増税こそ慎重になるべきではないしょうか。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.148~0.143マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)
鬼平犯科帳に見る長谷川平蔵と墨田区の関係!観光資源を活かせない役人利権の構図 [墨田区の名所・旧跡]
人気の連続テレビ時代劇「鬼平犯科帳」の台本の表紙ですが、このドラマでは江戸の各地で事件が起こりますが、実は毎回このドラマには墨田区のある場所が登場しているのです。
この部分が墨田区が登場する場面です。
時代劇と言えば必ずテロップに登場する市川久夫プロデューサーですが、実は生前調布のご自宅を訪問させていただいた時に、くださった台本の一部です。
この台本は準備稿と呼ばれるもので、脚本家が書いた原稿をそのまま台本にしたものが準備稿です。
この準備稿を基に、プロデューサー、監督、脚本家等が読み合わせしているうちに不具合な箇所が見つかるとこうして変更箇所が出てきます。
赤の線で修正箇所を書いたのは線の感じから市川久夫プロデューサーだと思われ、鉛筆書きの部分は晩年の脚本家の下飯坂菊馬先生の字です。
時代劇と言えば市川久夫プロデューサーや下飯坂菊馬先生のお名前が登場するのですが、既に数年前に他界してしまい、本物の時代劇を作れる人がどんどん減っているのが実情です。
話は元に戻りますが、墨田区が登場する場面とは何処かと言うと長谷川平蔵の屋敷が現在の墨田区の菊川町にあったと伝えられています。
つまり、テレビドラマの平蔵の屋敷の場面が出たらここは墨田区だと言えるのです。
墨田区は、観光観光と言う割には歴史的な観光資源を粗末にして、観光プラザだとか観光協会とか言う天下り先となるハコモノや外郭団体を作る事に必死です。
観光資源として活かせるものが沢山有るにもかかわらず、結果的に活かせないどころか、酷い場合は壊してしまうのですから困ったものです。
やはり区民の利益の為に何が必用かを比較検討し誤りを正すべきではないでしょうか。
墨田区内の墨田オンブズマンの線量計の値:0.163~0.133μGy/h(マイクロシーベルト/時)(午後9時から10時の線量計の変動幅)
本日の都内の放射線量
線量率(dose rate)μGy/h(1グレイは1シーベルトに換算できます )
最大値 (max) | 最小値 (min) | 平均値 (average) |
0.0626 | 0.0548 | 0.0585 |
※東京電力福島第一原子力発電所の事故以前の測定値は、1時間あたり0.028~0.079マイクロシーベルトで推移しています。
三囲稲荷の白狐祠と不思議な伝説!願い事を叶える狐を呼ぶ老翁老ろくの石像。 [墨田区の名所・旧跡]
その昔、三回稲荷の白狐祠を守った老夫婦が居て、願い事を頼みたい人は老婆に頼むと、老婆は田圃に向かって狐を呼んだそうです。
すると狐が現れ願い事を聞き願いが叶えられたと言う。
今では当時あった田圃は無くなりビルとアスファルトの道路に変わり狐も居なくなってしまいましたが、居る筈の無い所に狐が現れたら神様のお使いかも知れませんね。
この老夫婦は人々の願いを狐を呼ぶ事で叶え、その徳を積んだ証として当事の人々がこの石像を建立した様です。
本日の都内の放射線量
線量率(dose rate)μGy/h(1グレイは1シーベルトに換算できます )
最大値 (max) | 最小値 (min) | 平均値 (average) |
0.0671 | 0.0595 | 0.0630 |
※東京電力福島第一原子力発電所の事故以前の測定値は、1時間あたり0.028~0.079マイクロシーベルトで推移しています。
墨田区出身の幕末の英雄勝海舟の名言をさぐる。 [墨田区の名所・旧跡]
墨田区本所4丁目妙見山別院にある勝海舟の胸像、碑文によると9歳の時に大怪我した時に妙見大師の御利生(ごりやく)により九死に一生を得たとあろます。
胸像は晩年に撮影されたこの写真を基に作られた事が服装等からわかります。
勝海舟の名言の中に意味深いものがあります。
「人間数ある中には、天の教えを受ける勘を備えたものが居る」
天の教えとは何か海舟でなければ正確にわかりませんが、ある種のひらめきを行動に変える事が重要だと言っている様に感じます。
「世の中平穏無事ばかりではいけない、少しは不平不満とか、騒ぐもののある方がいい」
平穏無事な生活をしていると人は努力しないもので、時代背景から不平不満が当事の人達の原動力となり、大政奉還した事を考えると不平不満こそ物事を変える原動力である事を言っているのではないでしょうか。
本日の都内の放射線量(速報値午前6時現在)
線量率(dose rate)μGy/h(1グレイは1シーベルトに換算できます )
最大値 (max) | 最小値 (min) | 平均値 (average) |
0.0709 | 0.0614 | 0.0660 |
※東京電力福島第一原子力発電所の事故以前の測定値は、1時間あたり0.028~0.079マイクロシーベルトで推移しています。
明治の版画からわかる歴史明治時代から墨田区はハイカラな街だった。 [墨田区の名所・旧跡]
明治時代の吾妻橋の光景を描いた版画で、背景にある町並みから墨田区側から浅草方面を見て描かれたものと思われます。
描かれている人物の服装や画面右下の女子がドレスを着ているのが確認されますので、当時から吾妻橋付近はハイカラな人達で賑わっていた事がわかります。
話は変わりますが、当選後急に忙しくなってしまいびっくりしています。
やはり皆様のお声から期待されている事が具体的にまとまって来ました。
いっぺんにやる事は難しいかもしれませんが、最優先事項から一っづつやって行くしかありません。
古い箴言の中に「目的をしっかり持っていれば、どんなに道が曲がっていても、迷うことはない」と言う言葉があり、目的に向かって一歩一歩登って行く登山家と同じではないでしょうか。
あらゆる問題に対応出来ます様に、各方面の多彩な専門家も募集しています。
こうした活動を通じて政治への信頼を取り戻し、政治は変えられるのだと言う事を皆さんに実感していただければ幸甚です。
本日の都内の放射線量(速報値午後10時現在)
線量率(dose rate)μGy/h(1グレイは1シーベルトに換算できます )
最大値 (max) | 最小値 (min) | 平均値 (average) |
0.0705 | 0.0651 | 0.0674 |
※東京電力福島第一原子力発電所の事故以前の測定値は、1時間あたり0.028~0.079マイクロシーベルトで推移しています。
満開の桜で賑わう墨提!春の風物詩に自粛ムードも解消されようとしています。 [墨田区の名所・旧跡]
東日本大震災の影響で仮設トイレ等が被災地に回されている関係で、例年と比べて宴会をやっている方は減少した様ですが花見の散策を楽しむ方は変わらないぐらい来られて居ました。
小春日和な上に桜の花も満開でお花見には条件が揃ったのが幸いした様で、東日本大震災の影響から気分転換するのには良いと思いました。
気になる福島原発事故の放射能汚染の問題ですが、大気中の汚染の値は日を追う毎に減少しています。
下の本日の都内の放射線量の数字の部分を当ブログの日を遡ってご覧下さればその変化にお気づきになられると思います。
早くこの問題を解決しないと特に被災地の漁業や農業の復興が遅れてしまいます。
私達は、一刻も早く被災地が復興して新鮮で美味しい海産物、農産物が食べられる事を望んでいますし、東北が被災した事で東北地方のあり難さを痛感させられたと思います。
被災地の方々は、震災、津波、放射能、物資不足と二重苦三重苦どころではありませんが、どんなにつらい悲しみにも、それにふさわしい幸せがきっと来ます。
毎日、一歩一歩の前進している内に人はつらい過去をいつの間にか忘れてしまうものです。
本日は東京都知事選挙ですから投票がお済でない方は投票に行かれるようお願い致します。
投票率が下がれば、既存の組織が幅を利かす古い政治勢力が有利になってしまい、古い体質の政治が続いてしまいます。
有権者は真に誰が自分達の声の代弁者なのかを見極めて欲しいと思います。
小さな1票と思われるかも知れませんが、一人々1の票が多く集まれば津波の様な大きな破壊力を生み出す事を忘れてはなりません。
本日の都内の放射線量
線量率(dose rate)μGy/h(1グレイは1シーベルトに換算できます )
最大値 (max) | 最小値 (min) | 平均値 (average) |
0.0878 | 0.0783 | 0.0827 |
江戸城築城の基を築いた太田道灌ゆかりの江戸城鎮護パワースポット法恩寺と山吹伝説。 [墨田区の名所・旧跡]
墨田区の横川2丁目の法恩寺が太田道灌が江戸城築城に辺り鬼門に当たる丑寅の方位に当たるこの地に、城内鎮護の祈願所として法恩寺を建立したと伝えられます。
今では江戸城は皇居になっていて中々入れませんが、内部には道灌堀と呼ばれる堀が巡らされて居ます。
そもそも太田道灌は写真の石碑に彫られた弓を持つ姿が示すように武将だった方で、兵学を学び特に「易経」を学んだ事から方位や気と言うものを築城に取り入れた様です。
山吹伝説ってご存知ですか?
太田道灌が突然の雨で農家に蓑を借りに行くと、農家の娘は一輪の山吹の花を差し出した。
道灌はその意味が分からず家臣に尋ねると、「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」後拾遺和歌集兼明親王の歌にかけて、この娘は一輪の山吹の花を差し出した事を知るのです。
わかり易く解説すれば、「実の」は「蓑」の掛詞で「山間の貧しい家なので蓑一つありません」とその娘は一輪の山吹の花に奥ゆかしくその思いを託したのです。
これ程教養がある娘なら今なら貧乏はしないと思いますが、それを行なう方も受ける方も、感性が豊かな時代でお互いを思いやる時代だった事が覗われます。
道灌はこの一輪の山吹の花件があってから歌道に励んだと言う。
現代は、何でもかんでもが携帯やメールでやりとりされますが、一輪の花に言葉に表せない意味を託せた時代が羨ましく感じますね。
三囲神社内のお稲荷様、その昔白狐が現れて人々の願いを聞いたと言う伝説 [墨田区の名所・旧跡]
三囲神社内のお稲荷様、数匹の狐像が存在し顔や表情がとても可愛らしい狐達、その昔ここで白狐が現れて人々の願いを聞いてくれたと伝えられます。
この付近には多くの明治大正時代の石碑があり、当事の繁栄ぶりを垣間見る事が出来ます。
きっとここに現れると言う白狐のご利益だったのではないでしょうか。
ここは都心には無い静寂と幽玄の世界が残されている貴重な空間だと思います。
皆さんも一度訪れてみたらいかがでしょうか。
歴史的な景観を残そう!古い町屋が並ぶ京島3丁目 [墨田区の名所・旧跡]
昭和初期の佇まいを今に残す京島3丁目の町屋街、墨田区でもこうした町並みはごく僅かしか残っておりません。
こうした町並みを保存し活用する必用があるのではないでしょうか。
古い町並みが保存されている飛騨高山市上三之町は今も江戸の香りを残して、多くの観光客を集めています。
東京スカイツリーの建設によって国際的な観光地として注目を集めている墨田区は、区内には歴史を残す町並みが僅かながら存在しています。
こうした町並みを保護し保存する努力をすれば観光資源として活用出来るのではないでしょうか。
観光客を目当てにした施設は実のところ各地に存在しどれも似た様な施設である事が多く旅慣れた人達には飽き飽きした光景だと思います。
その反面歴史的に存在する町並みは、現場に行かなくては見る事も触れる事も出来ません。
墨田区内には僅かではありますが、こうした観光資源に繋がる貴重な財産がある事を忘れてはならないのではないでしょうか。