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その土地に言い伝えられるパワースポット!禁足地で知られる八幡の藪知らず! [日本文化]

20130522-1.jpg[カメラ]千葉県市川市八幡の千葉街道(国道14号線)沿いの市川市役所の斜め向い側にある八幡の藪知らずと言う場所です。

この場所はJR本八幡駅からも近く市川市の市役所の前と言うこの付近は賑やかな場所です。

古くからある事は知って居ましたが、友人がその伝説を話して下さるまでこの場所が何か分かりませんでした。

正式には「不知八幡森(しらずやわたのもり)」と呼ばれる様ですが、一般には「八幡の藪知らず」と呼ばれて居ます。

伝承では「この藪に足を踏み入れると二度と出てこられなくなる」と言うのです。

ここは今でも禁足地(入ってはならない場所)となっており、立ち入ると祟りがあるのだそうです。

伝承は江戸時代以前からある様で、月岡芳年の浮世絵「不知藪八幡之実怪」にも登場しています。

これには、平将門と深い関係があると言う諸説があります。

将門は下総国を本拠とした武将で大変強かった為に死後もその怨念がこうしたゆかりの地がパワースポットとされるのは興味深いものです。

こうした特徴のある場所を作り出す事も日本文化の面白さかも知れません。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.131~0.126マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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戌の日参りのお話!少子化と言われるけれども昔から変わらぬ人々の願い! [日本文化]

20130508-1.jpg[カメラ]中央区の明治座付近で平日だと言うのに行列が出来て居る所を発見、よく見ると水天宮と書いたのぼりがあるのですが、水天宮とは場所が違うので何故だろとその理由を調べて見ました。

20130508-2.jpg[カメラ]8日は十二支の11番目にあたる「戌(いぬ)の日」にあたるので、これは12日に一度めぐってくる日を戌の日と言うそうで、大勢の人がお参りに来ているのは安産の祈願やご祈祷をするのが目的なのです。

そう言えば若いカップルや親に連れられて来るミセスの方がが多く、一族繁栄の期待とその職責を期待された妊婦の方にとっては大変な思いだと思います。

20130508-3.jpg[カメラ]ご社殿の前には神様をお呼びするために鳴らす鈴があり、下がっている鈴紐を「鈴の緒」と言うのですが、その昔、古くなったお下がりをいただき、腹帯として用いた人がいました。

安産を祈願したところ、ことのほか楽なお産ができたところから、人づてにこのご利益が広まり、これが御子守帯 (みすゞおび)と呼ばれる様になったそうです。

古来より、犬はお産が軽いので「戌の日」に御子守帯を巻く習慣が古くから始まった様で、今では妊娠五カ月目に帯祝いとして戌の日参りする様になった様です。

何故水天宮がここにあるのかも分かりました。

それは、現在の水天宮がある場所の建物が耐震性に問題がある事やお参り来られる妊婦さんが体の負担が無く休める待合室を確保する為に建替える事になり仮宮で祈祷やお守授与を行う必用が生じた為です。

水天宮は都内でもかなり強力なパワースポットですから、そのご利益もあり多くの方々がお参りに来られるのは当然かも知れません。

お宮や神社では全ての神様を認めますし、教義や経典も、布教活動もございませんが、人々がそこに崇高なものを感じ神様と通い合う心が持てるのですから日本人は素晴らしと思います。

歴史や世界各地の宗教を見ますと、互いに相手の宗教は認めないばかりか、対立したり戦争になるのが常ですが、日本古来のお宮や神社はそれぞれの神様を認めるのですから、これは宗教の概念を超越したものであると思います。

私の友人に宮司さんが居て色々教わったのですが、神主さんや巫女の仕事はお参りに来られた方からの願いをただ神様にお伝えするのが仕事だと言っておりました。

この押付けがましさの無い所がいいですね。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.151~0.148マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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近代国家日本の礎を築いた明治時代の日本の教科書「尋常小学校修身書」に学ぶ!その2 [日本文化]

20121027-1.jpg[カメラ]尋常小学校修身書に戦争の現実を教える記述があります。

記載は、「木口小平は、ラッパを口にくわえたまま死にました」とだけ書かれています。

蛇足ですが、胃腸薬の「忠勇正露丸」のラッパのマークはこの木口のラッパをモチーフにしたと言う説もあります。

当時はこれを基に戦争について教育が行われた事が推測されます。

教科書に取り上げられた歴史的な背景を調べてみますと木口小平さんは、日清戦争で戦死した日本陸軍兵士で、ラッパ手として死しても口からラッパを離さなかったという事が当時の人々の心を打った様です。

これは当時の軍の報告で、勇敢にも自らの職責を死しても全うしたと言う事が伝えられ、その使命感が高く評価された様です。

当時の日清戦争と言う時代背景を考えますと、戦争では小隊毎に組織されその中で戦闘の指揮を取る人、その命令を伝えるラッパ手、その合図を基に突撃する兵士と言う様にそれぞれの職責が与えられ統制の取れた作戦が勝敗を決めたのです。

戦場ではラッパ手は、ラッパを吹く為腰を低くする姿勢は取れませんから、敵の射撃を受ける可能性が高くなります。

それを敵の銃弾が飛び交う中で行う訳ですから死を覚悟した勇気が常に必要でしょうし、誰かがやらなければ統制の取れた軍事作戦は成り立たなかったのかも知れません。

この教科書ではこの事実だけが書かれて居ますが、これを見た当時の子供達は戦争に行けば死ぬ恐れがある事を学んだ筈ですし、戦争とはこうした敵も味方も様々な死を伴う事を教えられたと思います。

幕末から明治にかけては欧米列強の支配がすぐ隣の支那に及び、我が国の存続すら危ない状態でしたから、国の将来や当時の国民は貧困に苦しんで居ましたから貧困から脱却する為に戦わざるを得ない状態であった事を忘れてはなりません。

現在では平和が長く続き、命を捨てても国や家族を守ると言う概念が消えつつありますが、長い人類の歴史ではこうした平和はほんの一瞬の出来事に過ぎません。

過去に「友愛」を唱える首相がいらっしゃいましたが、友愛は理想に過ぎず支那や韓国はやりたい放題で関係は更に悪化し関係改善の見通しすら立たなくなってしまいました。

やはり耳障り良い事を言う政治家は信用してはなりませんし、しっかりと歴史を学び理想では無く現実を正確に分析し正しいかじ取りをしなければ平和を維持する事は出来ません。

それ程平和とは全ての物事のバランスが上手く保てないと壊れてしまい易いデリケートなものなのかも知れません。

教科書のこの場面には当時の現実の厳しさを感じますし、今の我々れの平和な生活の背景にはこうした人達の死と言う現実があった事を見逃してはなりませんし、この教科書ではそのことを教えているのではないでしょうか。

最近の教科書は歴史的な事実であっても敢えて触れないとか、簡単な記述で現実をぼかして子供達に教えないと言う恐ろしい事が行われて居ます。

デリケートなバランスんで保たれているこわりゃすい「平和」の本質的な事実を避けて記載する教科書程将来を担う子供たちに大きな禍をもたらす恐れがある事を真剣に考えるべきだと思います。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.165~0.147マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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近代国家日本の礎を築いた明治時代の日本の教科書「尋常小学校修身書」に学ぶ! [日本文化]

20121026-1.jpg[カメラ]明治43年から大正6年まで児童教育に使われた修身の教科書の表紙です。

この教科書が作られた頃は、明治維新後急速に国力が増強され明治37年(1904年)には日露戦争で勝利しています。

当時の欧米列強は植民地の拡大にしのぎを削っていたアジアで唯一列強に戦いを挑んで勝利した国、日本の強さを思い知らせる結果になりました。

また、この教科書が発行された明治43年(1910年)には韓国併合が行われています。

幕末には黒船が来航して多くの若者が日本の将来を思い、このままでは日本が植民地化され国民は奴隷にされると言う危機感が急速に海外の文化や技術を学び日本の将来の為に国民全体で努力していた時代です。

当時はどの様な教育をしていたのでしょうか。

20121026-2.jpg[カメラ]尋常小学校修身書で一番最初に教えて居るのが「良く学び、良く遊ぶ」と言う事が絵で教えられています。

これは学ぶ事の大切さと遊ぶ事で体力を伸ばすだけでは無く、学んだ事を遊びの中で応用させる事も教えて居たのではないでしょうか。

それは、欧米の技術等を学び日本の実情に沿った形で改良したり既存の技術や戦法を組み合わせて応用する国民性が築かれたのではないでしょうか。

20121026-3.jpg[カメラ]右は狼少年の物語で、狼が来たと嘘をついた少年本当に狼が現れても、どうせ嘘だろうと誰も助けに来なかったと言う話です。

嘘を言う人は信用されず次第に誰も相手にしなくなります。

これは現在の民主党政権と同じで、嘘つきマニフェストに、ポーズだけの事業仕分け、沖縄米軍基地移設も嘘、消費税増税しない筈が増税、近いうち解散も嘘ですから誰も信用しませんね。

沈みかけた船から離党して他の選挙に有利そうな政党に移る政治家も見苦しいとしか言い様がありません。

左は、セイイチと言う少年が、拾った鉛筆を落としたお友達に返すと言う、人間として正しい行いを教えています。

20121026-4.jpg[カメラ]右は、ゼンキチと言う少年が悪い犬に追いかけられているのを、近所の人が助けて居ますとあり、近くに困った人が居たらる助ける事の大切さを教えて居ます。

左は、コサブロウは、目の見えない人を道の良い所へ連れて行きますとあり、体の不自由な方や困っている人を助けいたわる事の大切さを教えています。

20121026-5.jpg[カメラ]右は、次郎は兄さんの言う事を聞いて、ツバメを出してやりましたとあり、兄は弟にツバメをいたわる事えお教え弟は兄の教えを理解する事を教えています。

左は、おちよが道端にごみを捨てようとするのをお父さんが止めて居ますと言う部分は、正に公共の精神を教えています。

皆がごみを道路に捨てれば道が汚くなるのは当然です、子供はこれを知りませんから親が公共の場では何をすべきか教えるのが勤めだったのかも知れません。

尋常小学校修身書を読みますと、人間としての正しい行いや弱者へのいたわり、公共性を教えて居る事がわかりますし、良く学び良く遊べと言う言葉には、勉強と遊びと言う相反する概念ですが、ここには勤勉さと自由な発想と言う意味が隠されて居るのではないでしょうか。

最近では支那や韓国が歴史問題で日本を悪者にしていますが、当時の教育の一部を見ても困っている人をいたわり、他人に迷惑をかけない、嘘はつかない、相互扶助、勤勉が教えられて居ますので彼らの言う事が疑わしいと思わざるを得ないのではないでしょうか。


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映画「男はつらいよ」の主人公寅さんの渥美清さんが没後早くも17回忌、渥美さんの思い出 [日本文化]

20120805-1.jpg[カメラ]映画「男はつらいよ」の主人公寅さんの渥美清さんが没後早くも17回忌になり、テレビ東京で5日放送された「男はつらいよ 寅次郎真実一路」の当時の台本です。

久々にこの映画を見ると時間の流れは過酷なもので渥美清さん以外のキャストの大原麗子さん、町工場の社長役の太宰久雄さん、御前様の笠智衆さんも亡くなって居る事を思い出させます。

また、松竹映画には欠かせない撮影の高羽哲夫カメラマンお亡くなりになってしまいました。

その後、松竹の大船撮影所も一部がテーマパーク化されながらも撮影が続けられましたが、映画離れや景気の低迷等で松竹の経営悪化等から女子大に売却されてしまいました。

男はつらいよは、大船撮影所の一番大きいスタジオである第一ステージに寅さんの実家のとらやの店や居間、参道のセットがありました。

私も寅さんシーリーズの最終となった「紅の花」の最後の撮影の時に松竹から呼ばれ大船へ行きました。

その時に渥美清さんとお会いしたのですが、その時には既に体調が悪化して居ましたので、カシミアの黒いコートをはおりじっと出番まで体を休めてらっしゃいました。

その時でさえ、渥美さんの病状については松竹の人達は全く知らず、次の49作もラスト50作を考えて居た様です。

渥美さんの登場する最後のシーンでの撮影は、スタッフ全員が渥美さんの体調を考慮して負担の少ない形で行われましたが、あの寅さんの元気な声が出せず苦悩する渥美さんが居ました。

山田洋二監督は寅さんの話のツボは、店を継ぐべき長男が中々結婚しない、毎回マドンナが登場しとらやの人達が今度は結婚かと期待をするが、最後には結婚に至らずいい人で終わってしまう事だとっしゃって居ました。

これが、寅さんシリーズが48作と言うギネス記録にもなった映画シリーズ最多を支えて来た話の幹となり、この頃の松竹映画を支えていました。

結局これに甘えて、最後の最後までとらやの人達にハッピーエンドを出す事無く、渥美清さんの演じる寅さんと言う強力なキラクターを失う事で未完のままエンディングとなってしまいました。

しかし、日本人特有の人情とか家族、それを描きやすい下町は今も残りますから時代を変え背景を変え登場人物が変わった新しい形でこうした作品が登場するかも知れません。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.153~0.147マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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第58回墨田区文化祭日本舞踊素踊り大会131曲の舞踊が披露されました。 [日本文化]

20111017-1.jpg[カメラ]16日午前9時半から午後7時までの長時間にわたり131曲の演目が披露された第58回墨田区文化祭日本舞踊素踊り大会が行われ終演の挨拶を行う宗像墨田区日本舞踊協会会長とお名取の先生方の皆さん。

もちろん私も日本舞踊を披露させていただきましたが、議員と自分の会社の仕事を両立し更に日本舞踊のお稽古と多忙でお稽古に行けない日が続き直前まで師匠の先生に駄目出しをされました。

しかし、先生からあなたは本番に強いから何とかなるでしょうと言われ舞台へ立つ事になってしまいましたが、無事に大きな失敗も無く、会場の皆様から拍手をいただく事が出来ました。

よく舞台で緊張する人が多いのですが、その原因は稽古不足で自身が無いとか、人前で何かをする機会が少ない事が多い様です。

でも、本番に強くなるコツも実はあって、自分に自信を持つ事で、会場に大勢の人が居るとそれに圧倒されてだれしもが緊張するものですが、常に最高の演技や舞踊を披露して見せると言う決意こそ、その秘訣だと思います。

更に継続こそ自信につながるもので、私自身墨田区文化祭日本舞踊素踊り大会だけでも、これまでに20回以上出演していますから継続から来る慣れがあるのかも知れません。

墨田区文化祭日本舞踊素踊り大会も以前から比べると出演者が増えて、開始時間も終演時間もぎりぎりに伸ばさないとダメな状況です。

この背景には、何かとお金がかかると言われる古典的な日本舞踊は減少傾向ですが、新舞踊と言われる手軽に行える舞踊が人気を集めている事が背景にある様です。

しかしながら、長年の修練や稽古と手法によって作られた日本舞踊が演じられていた時代は観客が多かったのですが、最近は観客が減少傾向が続きましたが、この頃は主演者の質が向上し観客が増え始めて居る様に感じます。

やはり、修練や技術に裏打ちされ、完成度が高くなければ観客を満足させる事は出来ませんし、見たいと会場に来てもらえる感動や引付けるものを提供出来るよう努力する余地があるのではないでしょうか。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.140~0.127マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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時代と共に代わる時代劇のイメージですが、可能な限り元の形を伝承すべきでは! [日本文化]

20110909-1.jpg[カメラ]区議会本会議が終わり家へ戻ると直ぐに、取引先である劇団のプロデューサーからSOSの電話が来ました、芝居の重要なシーンで使う折れる仕掛けが付いた刀が二本とも折れて殺陣用の刀も一本折れたので何本か回して欲しいと言われびっくりしました。

仕掛け付きの刀は構造が複雑なので壊れる可能性はあるものの殺陣用の刀が折れたと言うのは初めての経験で、折れ難くするために刀身は樫の木で作られています。

これが折れるとはどんな芝居をしたのだろうか、早速制作スタッフと予備の刀を数本車に積んで現場の六本木の劇場は行って見ると、私が若い頃使わせて戴いた事がある劇場で全く変わっておらず懐かしさを感じました。

既に夜の部の芝居が始まっているので芝居を見せてもらいその後で状況を知る事になるのですが、どうも初日の舞台でテンションが上がり力が入り過ぎた様です。

俳優さん達も20代の人達ばかりでフレッシュな感じですが、アクションのプロは居るものの正式の時代劇の殺陣をやった事がある人が居ない事に原因がある事がわかりました。

時代劇の殺陣では、刀をやたらに振舞わす事は無く、予め決められた動作で、睨む、討ちこむ、交す、斬る等の動きを決めてからその一連の動きを素早く演じるので一瞬でケリが付きますし、小道具の刀が折れる事はまずありません。

これは、剣道等の武道の型ではムダの無い動きが求められ、真剣ならば一瞬の油断で大きな傷を負いますのでかなり慎重な動作になる筈で、無駄な動きが真剣勝負になればなるほど無くなる筈です。

役者がこうした人間の内面を演技として演じる訳ですから、後は役者の感性でその迫力が大きく変わってしまいます。

最近の時代劇もこうした隙が無い迫力を演じる人が居なくなり、やたらと刀を振り回す事で迫力を出そうとする傾向があり、刀そのものの重みが無くなってしまって居る様に感じます。

演劇の場合、ある程度動きを大げさにしないと後の席の人まで伝わらないと言う問題がありますので、リアルさとデフォルメの兼ね合いがありますが、これをうまく演じ分けるのが俳優の仕事ではないでしょうか。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間線量計の値、0.157~0.135マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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外国人観光客が喜ぶ観光資源は何か!友人のフランス人と都内めぐりでさぐる日本の名所! [日本文化]

20110804-1.jpg[カメラ]日本に初めて来日した外国の人達は、ニュースの報道等で震災の影響で甚大な被害を東京も受けた様な印象があるようですが、実際に来て見るとほとんど震災の跡が見られないと言うので、大手門の漆喰がはがれている状況を見せてあげる事にしました。

また、原発事故の放射能汚染で皆がマスクでもしているのではないかと言う印象だったそうですが、誰もそんな事をしていないので驚いたと言われました。

友人はフランスのリール国際映画祭知り合った仲間で、職業は図書館司書と言う公務員で図書館が見たいと言うので国会図書館へ案内しました。

フランスの国立図書館では古代からの膨大な書物があるそうで、日本と同様にコンピューター管理されほぼ日本と同じ管理システムで、日本でもフランスの名著が多く所蔵されている事に満足した様です。

やはり外国人が行ってみたいと思うと所は何処かと言うと、自分の国に無い日本的なものを見たいと言うので、築地の魚市場を見学すると魚だけの市場でこれ程広大なものはフランスには無いそうです。

予想通り喜んだのが、江東区の深川資料館で、江戸の庶民の町が再現されたスペースは、異文化が感じられ感激して下さいました。

私はフランスのバケットパンが大好きなので、私の知る限りでは都内でフランスのパリのパン屋さんに近い味を出せるパン屋が都内に2件あり、うち1件が墨田区の本所あるのです。

私が、パリのパン屋と同じ味のバケットだと思うパンを実際にフランス人に食べてもらい私の評価が正しいかをテストしてみました。

やはり、フランス人でも下手なフランスのパン屋よりも美味しいとの評価で、墨田区本所2丁目外出小近くのRECREOパン職人も本格的である事がわかります。

とっても残念な事に、これ程優秀なパン職人が居るのに、硬いフランスパンは日本ではまだ余り受け入れられず、多くのパン屋が菓子パン屋さんになってしまう傾向がありますが、是非頑固なフランスパンを作り続けて欲しいと思います。

秋葉原も外国人の人気スポットで、私の経験では特に技術者には大人気で、夢があり全てが楽しいと滞在中毎日来ていた方も知っています。

夜は、日本の居酒屋へ行きましたが、日本人なら取敢えずビールと言う所ですが、フランス人はやはりワインと言う事でシャルドネで乾杯しました。

やはり、寿司は人気でフランスでも寿司を出す店が増えている様ですが、日本の職人が作る店は少なく、中国人華僑が儲かると言う理由で寿司もどきを作るケースが多い様です。

やはり、国際的な寿司規格を作る必用があるのかも知れません。

[ひらめき]墨田区内の墨田オンブズマンの線量計の値:0.155~0.132μGy/h(マイクロシーベルト/時)(午後11時から0時の線量計の変動幅)

[ひらめき]本日の都内の放射線量

線量率(dose rate)μGy/h(1グレイは1シーベルトに換算できます )

最大値
(max)
最小値
(min)
平均値
(average)

0.06050.05240.0565

※東京電力福島第一原子力発電所の事故以前の測定値は、1時間あたり0.028~0.079マイクロシーベルトで推移しています。


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時代と共に変化する舞踊の姿は分かりやすさと面白さの演出の重要性 [日本文化]

20110611-1.jpg[カメラ]11日浅草公会堂で行なわれた新舞踊高嶺会の公演の様子ですがかなりの盛況ぶりです。

長引く不況を反映して実は日本舞踊をやる人は年々減って来ているのが現実で、その理由はやはり公演で舞台装置や衣装、かつらや化粧とお金がかかる事が挙げられています。

また、別の理由も存在し日本舞踊は古典が多く内容が分かりにくい事も理由の一つで、かっては皆が知っていた題材も時代と共に忘れられ、それを知らない人が舞踊だけを見ても分からないのは当然です。

20110611-2.jpg[カメラ]舞踊の公演で登場する舞台装置も大変重要なのですが、やはりお金がかかる事が理由で年々簡素化される傾向がございます。

最近の傾向として日本舞踊が衰退する反面新舞踊が元気になって来ています。

写真の公演は、日本舞踊的な要素を持ちながら内容は新舞踊で現在の誰でも知っている題材や演歌等の歌や浪曲、更には流行歌でも振を付けて踊るのですから分かり易くしています。

また、歌謡曲で踊る為に時間が短くお稽古等の負担も軽くて済む事も今の時代に受け入れられて居るのかも知れません。

しかし、何と言ってもこうした舞踊を通じての人と人の交流や体全体を使う表現者としての感性を磨く事が大切で、一番大切な事は困難があっても続ける事ではないでしょうか。

20110611-3.jpg[カメラ]余談ですが、公会堂から見える浅草の伝法院の屋根瓦が震災の影響で一部破損している様です。

江戸時代はこうした街並みが江戸全体に広がって居ましたので、現代に江戸の風情を伝える貴重な文化遺産ですので大切に残して欲しいと思います。

[ひらめき]墨田区内の墨田オンブズマンの線量計の値:0.155~0.134μGy/h(マイクロシーベルト/時)(午後6時から7時の線量計の変動幅)

[ひらめき]本日の都内の放射線量

線量率(dose rate)μGy/h(1グレイは1シーベルトに換算できます )

最大値
(max)
最小値
(min)
平均値
(average)

0.07310.05580.0615

※東京電力福島第一原子力発電所の事故以前の測定値は、1時間あたり0.028~0.079マイクロシーベルトで推移しています。


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八百長相撲問題から国民の信頼を取り戻せるのか5月技量審査場所に見る国技の復活? [日本文化]

20110521-1.jpg[カメラ]中入り後幕内力士が土俵入する頃には会場はご覧の通りの観客が入りましたが、無料と言う割りに階上席には空席が目立つ感じでした。

20110521-2.jpg[カメラ]横綱白鵬の土俵入ですが、日本人の横綱が居ないのに相撲が国技と言えるのか寂しい感じが致します。

この後で横綱白鵬と日馬富士との取り組みが行なわれ横綱白鵬の連勝がまたストップする事になりましたが、これのモンゴル出身者同士の対決で日本の力士は影が薄いのは残念です。

20110521-3.jpg[カメラ]何と言っても相撲の醍醐味はあの巨体が中を舞う一瞬かも知れません。

今後相撲が八百長問題から信頼を取り戻せるかどうかまだまだ時間がかかりそうですが、幕下力士の取り組みを見ていると真剣さが感じられ取り組みが面白いと感じられましたので期待出来そうです。

しかしながら、升席の狭さにはがっかりさせられ、畳も無くなったステンレスの枡の中では味気無く、江戸の昔からの伝統を感じる事もありませんでした。

やはり昔の蔵前国技館の様な木枠の枡に畳敷、ふかふかした座布団が良かった記憶が蘇りますし、最近の人達は体格も良くなっているので升席も広くして座椅子等も使える様に改善すべきだと思います。

厳しい様ですが、やはり相撲の中身が重要ですので国技と言うなら日本人の力士が強くならなければ意味がありません。

[ひらめき]本日の都内の放射線量

線量率(dose rate)μGy/h(1グレイは1シーベルトに換算できます )

最大値
(max)
最小値
(min)
平均値
(average)

0.06730.05890.0625

※東京電力福島第一原子力発電所の事故以前の測定値は、1時間あたり0.028~0.079マイクロシーベルトで推移しています。


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