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墨田区基本計画から分かる!すみだの「夢」実現構想の裏側!夢は夢で終わる!第3 [墨田区役所]

20160521-3 .jpg[カメラ]キャッチコピーはすご過ぎの「地域力日本一」ですが、言うのは簡単ですが実現の可能性はあるのでしょうか。

将来像の部分を読みますと、「区民一人ひとりの自助・共助の意識が高まる」とあり、その根拠は何かその意味する言葉を探してみますと「地域で活発な活動が行われることで」とあるだけで何故「地域力日本一」につながるのか意味不明です。

背景の部分では、「地域コミュ二ティを強化充実させ」とありますが、何も具体的な方法は記載されて居ませんし、最近では町会に会費を払わない、町会活動に参加しない方もいらっしゃる状況です。

つまり、キャッチコピーの「地域力日本一」と施策が全く繋がって来ない、いい加減な言葉の羅列に過ぎない事がわかります。

20160521-4 .jpg[カメラ]誰もが安心して暮らし続けられるまちづくりの部分では主な取組が紹介されて居ます。

この部分は具体的な施策が掲げられています。

しかし。次の「地域力を高めるコミュニティとひとづくり」では「支援事業」とか「育成事業」「推進事業」と言う言葉の羅列ばかりで何ら主体的に行おうとするものが無いにも関わらずキャッチコピーは「地域力日本一」と何故言えるのでしょうか。

まるで政府日銀の効果の無い口先介入みたいで、最初は騙される方が居るかも知れませんが時間と共にその結果が出て来ると口先だけだと見抜かれてしまうのと似て居ます。

墨田区は、山本区長誕生で新しい政策に期待を持たせる意味で「地域力日本一」と言う派手なキャッチコピーを使うのかも知れませんが、その結果が時間と共に露わになりますので、区民の落胆も時間と共に広がる事が予想されます。


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墨田区基本計画から分かる!すみだの「夢」実現構想の裏側!夢は夢で終わる!第2 [墨田区役所]

20160521-1 .jpg[カメラ]墨田区基本計画に基づくすみだの「夢」実現構想を具体的に見てみましょう、これは「暮らし続けたいまち」の実現の為の施策の部分です。

将来像の部分では「子ども達が安心して遊べる環境が整い、元気な子ども達が遊ぶ声が弾む、活気溢れるまちになっています」とございますが本当にそうでしょうか。

高度成長時代に育った私にはとてもそうは思えません。

背景の部分では「安心して子供を産み育てられる環境を整備し、子育て世代が「住みたいまち」を作る事が必要だと書かれて居ますが、実際はどうでしょうか。

我が家自体が子育て世代ですので良く感じる事ですが、子育てにお金がかかる割に収入はそれ程増えて居ませんから生活はカツカツでやりくりに苦労されているのではないでしょうか。

住宅事情も最近マンションがたくさん建設されていますが、50平米前後の狭い住宅や投資用のワンルームマンションばかりで多子世帯の住めるマンションは極めて少ないと言う現実があります。

更に安心して子供を産み育てられる環境どころでは無い事態が2月の予算特別委員会で起こりました。

それは、墨田区が第三子以降の子どもが新年度に小学校に入学する際、5万円分の「就学祝い商品券」を支給する事を決め本年度予算案では1,200万円を計上しました。

しかし、自民党、公明党、民進党、新しいすみだから「就学応援事業費を削除し、同額を財政調整基金に積み立てる必要がある」とする修正案が提出され第三子以降の子どもへの5万円分の「就学祝い商品券」案が消えてしまいました。

彼らはその理由として「効果がない」と述べるだけでその根拠は全く示して居ません。

やはり議会の構成が民意や社会の実情が反映される体制になって居ない事を痛感致します。

推進して行くプロジェクトの部分では、既に行われおり新鮮さがありませんし、今や当たり前の事でしかありません。

20160521-2 .jpg[カメラ]ここに「すみだで育つ全ての児童・生徒が自分の意思で夢を切り開く事が出来る様になる」とございますが、理想論に過ぎずこれは現実には不可能ではないでしょうか。

現実には全世界の多くの人々が「自分の意思で夢を切り開く事」など出来て居ません。

グローバル化社会になれば、世界的な厳しい競争社会を生き抜かなければなりませんから必ず勝者と敗者出てしまいますし、勝者となれる者は極めて少ないのです。

最後に「緑豊かな公園など、子育てし易い住環境づくり」を提唱していますが、緑町公園では北斎美術館建設の為に公園木が伐採され、公園自体が狭くされています。

公園が作れる場所として旧学校跡地がありまますが、北斎美術館建設に多額のお金を使いながらこうした解体費用を惜しんで結果的に廃墟と化した学校が何も利用されないまま17年以上も放置されています。

やはり暮らしたいまちとは何かと申しますと、生活が安定する場所であり、便利な場所であり、その土地に愛着が持てる事が重要です。

すみだの「夢」実現構想とはお役人が机上の空論の作文に過ぎないもので、そこには人の生活そのものが抜けてしまっているのではないでしょうか。


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墨田区基本計画から分かる!すみだの「夢」実現構想の裏側!夢は夢で終わる!第1話 [墨田区役所]

20160520-2.jpg[カメラ]昨年の統一地方選挙で山本区長はすみだの「夢」実現構想を打ち出して当選されましたが、先ずすみだの「夢」とはいったい何なのでしょうか。

上の系統図をご覧下されば山本区長の提唱するすみだの「夢」実現構想の位置付けが分かります。

つまりお役人が書いたシナリオ、所謂「基本計画」の上に浮いた木の葉様な位置づけで、上の左端に小さく書かれて居ます。

政策とか施策、事業と書かれて居るだけで具体的なものは何もありません、これが基本計画なのですからお粗末そのものです。

つまり、政治主導では無く、お役人が書いたシナリオの一部に付け足されただけで、区長は担がれて居るだけである事がこの体系図から分かります。

そもそも「夢」とは何なのでしょうか、日本語的にその意味は「はかない、頼みがたいもののたとえ」とか「将来じつげんしたい願い、理想」と言う意味でそもそも雲を掴む様な話でしかありません。

シティープロモーション戦略の部分を見ると「先ず戦略と言いながら肝心の戦略がありません」。

戦略の第1が「訪れたいまち」とありますが、墨田区は既に東京スカイツリー開業以来国内外から多くのお客さんがいらっしゃっており、既に「訪れたいまち」になって居るからこそこうして来られて居ますから戦略でも何でもありません。

戦略の第2の「働き続けたいまち」とは何でしょうか「働き続けたい」と言う願望はあっても「働き続けられるまち」でなければ意味がありませんし、そもそも「働き続けたい」と言う感情は人間誰しも持っておりますから戦略では無いと思います。

戦略の第3の「暮らし続けたいまち」も現実にお住いの皆さんの多くは「暮らし続けたい」と多くの皆さんの想いでありごく普通の感情ですから、これを戦略と言うには無理があります。

山本区長の言うすみだの「夢」実現とは、ここから分かるのは、「訪れたいまち」「働き続けたいまち」「暮らし続けたいまち」と言う事になりますが、これらの何処に「夢」があるのでしょうか。

ここから分かるのは、そもそも山本区長の言うすみだの「夢」実現とは単なる「夢」でしか無くお役人が書いたシナリオに乗せられて担がれるだけで何もしませんよと宣言して居る様なものでしか無い事が分かります。

こんな事で民意が反映される行政にはなりませんし、お役人は担がれるだけで何もしない出来ない区長の基でやりたい放題の状況が生まれて居ます。

これに関連した問題を6月14日の第二回定例会で一般質問致しますので是非傍聴に来て下さればと思います。


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待機児童数!前年度比で約倍増!担がれ区長で指揮の乱れ鮮明に! [墨田区役所]

20160519-1 .jpg[カメラ]平成28年4月の保育施設入所待機児童数について具体的な数字が公表されましたのでご覧ください。

墨田区は多額の税金を北斎美術館に使ってしまい待機児童を無くす為の施策は実に消極的な上に、待機児童が減るかの様な嘘の説明をして来ました。

これは、一作年私の子どもが生まれた時に産院はほぼ満室で出生数が明らかに増えて居るのではないかと感じたので幹部職員に出生数を把握して事前に保育園の待機児童数の予測を出すべきではないかと言いました。

しかし、幹部職員の説明では転入や転出者数で変わると口を濁した回答しかしませんでした。

出生数を正確に把握して統計を取って居れば出生届が出されるので正確に把握できる筈ですし、転入転出届を正確に把握して居れば事前に分かる筈ですが、北斎美術館の建設に多額の費用が使われる為にこうした事実を隠していたのではないかと直感的に思いました。

こうした結果を見ますと当時の私の予感は的中して居た事になります。

待機児童数は前年度比で約倍増しており担がれて取り巻きの言いなりの区長では幹部職員の指揮の乱れが鮮明になって来ました。

20160519-2 .jpg[カメラ]これが過去5年間の待機児童数の推移ですが平均値が130.6人ですからちっとも減って居ない事が分かります。


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墨田区事業継続計画から分かる新型インフルエンザの被害想定!区民の30%が感染! [墨田区役所]

20160517-1 .jpg[カメラ]11日墨田区危機管理基本計画及び墨田区事業継続計画(BCP:Business Contiunity Plan)の新型インフルエンザ編の資料が届いたのでその内容をお知らせ致します。

ご覧の表は。高病原性鳥インフルエンザ(A/H5N1)に起因する強毒性の新型インフルエンザが国内に流行した場合を想定して東京都及び墨田区で想定される羅患割合が示されています。

これによると新型インフルエンザが流行すると最悪の場合は、東京都及び墨田区の約30%つまり3人に1人が新型インフルエンザの感染者になる事が想定されています。

更にこれによると、墨田区の職員の被害想定では、約40%推計763人の職員が10日間に渡り欠勤する事が想定されています。

次の社会状況の想定シナリオをご覧下されば新型インフルエンザが流行は社会経済に対する大きな影響を与えてしまう事が分かります。

20160517-2 .jpg[カメラ]これは社会状況の想定シナリオですが、社会経済に与える影響が大きく、感染予防や迅速な対応が必要である事が分かります。

特に感染し易い窓口業務は人員が確保出来ず休止となり、医療機関は対応能力を超える患者が押しかけますし、重症者でも入院出来ない危険性があり死亡者も増える事が想定されます。

宅配の荷物の遅延やディサービス等の通所施設は感染予防の為に閉鎖されてしまいます。

こうした影響を考えますと感染予防の為の対策が非常に重要であり、予防ワクチンの接種や感染する恐れのある場所には行かない、感染した人は人に感染させない為の対策が必要にならいます。

しかし、私の友人のケースでは家族全員インフルエンザに感染してしまいましたが、何故か本人は全く感染しないまま冬を越していますので、感染し易い人と感染し難い人が居るのは何故でしょうか。

考えられるのは免疫力が高い人とそうでない人が居るのかも知れませんが、外出先から家に帰った手洗いやうがいをして、家の中にウイルスを持ち込まない事が一番ではないでしょうか。


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平成28年熊本地震への墨田区の対応方針!職員2名と支援物資を積んだトラックを派遣 [墨田区役所]

20160419-1.jpg[カメラ]平成28年熊本地震発生後現地は甚大な被害に見舞われて居る事から墨田区も職員2名と支援物資、食料や赤ちゃん用のミルク、女性用品や下着類、多目的シート等を積んだ4頓トラックを2派遣しました。

私達議員も僅少ではございますが1人当り1万円の寄附をして議会全体で総額50万円の義捐金を送る事になりました。

名勝であり国宝の熊本城が甚大な被害を受けてしまった事や周辺の道路や鉄道などの復旧には莫大なお金がかかる事が予想されます。

何よりも被災されたみなさんの一刻も早い本来の生活に戻れるように支援したいと思います。

被災さらお亡くなりなられた皆様のご冥福を祈ると共に、未だに行方不明の方々の一刻も早い救出を願わずには居られません。


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墨田区公共施設等総合管理計画 第3話 墨田区の財政動向!過大な負担がのしかかる [墨田区役所]

20160413-1.jpg[カメラ]これは普通会計歳入決算額の推移を歳入の構成比が分かる様にグラフにしたものです。

景気の回復や人口増などにより、一般財源は2010(平成22)年度以降増加傾向で2014 (平成26)年度は670億円でした。

一方、歳入総額に占める比率は過去10年間で最も高かった2006(平成18)年度の70.9%に比べ9.7ポイント少ない61.2%となっています。

20160413-2.jpg[カメラ]これは性質別歳出の推移で、義務的経費のうち、生活保護法、児童福祉法及び老人福祉法等に基づき支出する経費である扶助費は、一貫して増加を続け、2014 (平成26)年度に333億円に達し、2005 (平成17)年度の約1.8倍に増加しています。

20160413-3.jpg[カメラ]特別区債区の借金にあたる特別区債の残高は、2005 (平成17)年度以降は減少傾向にありましたが、2010(平成22)年度以降は上限が350億円と定められた関係で横ばいとなっています。

20160413-4.jpg[カメラ]これは基金残高を基金の種類の構成比が分かる様にグラフ化したものです。

分かり易く言えば区の貯金にあたる基金残高については、過去10年間で最も多かった2009 (平成21)年度には180億円でしたが、2014 (平成26)年度には約109億円となっています。

この基金が東京23区で区民一人当りの基金額が最も低いのが墨田区で財政がカツカツの状態です。

また、新たな公共施設の整備や既存施設の大規模修繕等に活用するための「公共施設整備基金」は、2014 (平成26)年度は35億円となっています。

この金額は北斎美術館の建設に約40億のお金が使われて居る事を考えますとそれよりも少ない35億ですから少な過ぎる金額です。

恐らく錦糸町のすみだトリフォニーホールの大規模修繕を行えば消えてしまう程度の金額です。

財政面から見ますと、墨田区は財政的に全ての公共施設に対して必要なメンテナンスが行えない事が財政的に分かります。

やはり北斎美術館は墨田区の財政を逼迫させ続ける危険性があると言わざるを得ません。


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墨田区公共施設等総合管理計画 第2話 墨田区の人口動向と将来人口推計! [墨田区役所]

20160412-1.jpg[カメラ]年齢階層別人口及び構成比の推移(各年4月1日現在)(出典:墨田区住民基本台帳 外国人登録者を含む)では年々人口が増加傾向にある事が伺われます。

墨田区の人口は、地価の下落や工場跡地を利用したマンションの大量供給等により都心回帰が進み東京スカイツリーの建設などと相まって、2015 (平成27)年では259,253人と対2006 (平成18)年比で13.5% (十30,746人)増加しています。

年齢階層別人口の推移をみると、区の総人口に占める年少人口の割合は微減しているものの、年少人口数自体は微増しています。

一方、老年人口は、特に75歳以上の人口数が2006 (平成18)年~2015 (平成27)年で1.3倍以上増え、総人口に占める割合も2006 (平成18)年の8.8%から2015 (平成27)年の10.7%に上昇しています。

最近では、東京スカイツリー周辺の地価は上昇傾向にあります。

20160412-2.jpg[カメラ]

ご覧の表は人口動態の推移で、自然動態のうち、出生者数は2005 (平成17)年以降増加基調となっていますが、死亡者数が、前年を上回る状況が続いた結果、自然動態はマイナスで推移しています。

一方、社会動態は、近年は 転入者数が転出者数を上回って推移しています。

20160412-3.jpg[カメラ]人口動態の推移(出典:2006 (平成18)年までは東京都「人口の動き」、2007 (平成19)年から2011 (平成23)年は住民基本台帳、2012 (平成24)年以降は住民基本台帳に基づく日本)

20160412-4.jpg[カメラ]将来人口推計(「墨田区人ロビジョン」将来人口推計より抜粋)[exclamation]これは過去の人口動向に基づく試算に過ぎず社会経済動向で大きく変わる可能性がありますからご注意ください。

推計方法の概要
① 推計方法
   2015 (平成27)年4月1日現在の住民基本台帳に基づき、将来人口の推計方法として広く用いられている「修正コーホート要因法4」により推計を行っています。

② 推計対象及び推計期間

  ○推計の基準年は2015 (平成27)年4月1日時点とし、墨田区住民基本台帳人口からなる男女別・年齢別人口を用います。

  ○推計の対象期間は2055 (平成67)年までとします。

イ 推計結果

  過去の人口動態に基づき、アの推計方法で算出した場合、区の人口は当面の間は増え続け、40年後の2055 (平成67)年には301,038人に達すると推計されます。これは、近年の人口増加が影響していると考えられます。


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墨田区公共施設等総合管理計画 第1話 公共施設等マネジメントの基本的な方針 [墨田区役所]

20160411-1.jpg[カメラ]先ず、墨田区公共施設等総合管理計画に語る前に墨田区の総合的な計画全体の中での位置付けを確認しましょう。

墨田区基本計画の下に位置し、墨田区行財政改革実施計画と連動しながら、橋梁と公園の長寿命化と走路の整備を図り、公共の建物に関してはマネジメント計画を策定しようとするものです。

20160411-2.jpg[カメラ]2013 (平成25)年11月国が「インフラ長寿命化基本計画」を策定した事により、各インフラを管理・所管する者は、中期的な取組の方向性を明らかにする必要が生まれました。

つまり、インフラの維持管理・更新等を着実に推進するための中期的な「インフラ長寿命化計画(行動計画)」や、個別施設の具体の対応方針を定める「個別施設毎の長寿命化計画(個別施設計画)」を策定することを求められました。

墨田区も、こうした国の動きと歩調を合わせ、速やかに公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進するための計画の策定に取り組むよう国から要請(平成26年4月22日付総務大臣通知)がありました。

これを受けて、本区の総合管理計画は、国の「インフラ長寿命化基本計画」における「インフラ長寿命化計画(行動計画)」として策定るる事になりました。

20160411-3.jpg[カメラ]計画期間については、ご覧の工程表をご覧ください。

「墨田区基本計画」における公共施設等整備の考え方との整合を図る必要があるため、本計画の計画期間は2016 (平成28)年度から2025 (平成37)年度の10年間となります。

なお、計画期間内でも、社会状況等を踏まえ必要な見直しは行われるそうです。

20160411-4.jpg[カメラ]当計画の対象施設はご覧の通りです。

20160411-5.jpg[カメラ]公共施設(建物)の基本単位はご覧の通りです。


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旧鐘ヶ淵中学校跡地を活用した陸上競技場等整備基本計画の素案が完成! [墨田区役所]

 20160210-1.jpg[カメラ]旧鐘ヶ淵中学校跡地を活用した陸上競技場等整備基本計画の素案が完成し、10日からパブリックコメント(意見公募)が実施されます。

この機会に区民の皆様の声を反映させた陸上競技場等が整備される事を願います。

この場所は、墨田区の最北端で旧鐘ヶ淵中学校跡地となってからは寂しい場所になっており地域の活性化の為や校庭が非常に狭く運動会が行えない区立学校が多く区立運動場を望む声が寄せられて来ました。

現在作成活動が続けられている墨田区基本計画(実施期間は平成28年度から10年間)の基本目標では「区民が自由にスポーツを楽しむ機会を作る」事が掲げられており区民の生涯スポーツの拠点となる施設が必要です。

その上位目標は次の通りです。

1.スポーツと健康づくりの場として、区民一人ひとりが気楽に利用できる施設とする。

2.スポーツを通じ、異なる世代の人々の価値観を超えた交流を促進するとともに、青少年等の社会教育活動を行う施設として整備する。

3.防災機能を有する施設とする。

とされており、特定の団体などが独占的な使用をする事はあってはなりません。

20160210-2.jpg[カメラ]施設の配置や付帯設備の状況はご覧の通りです。

20160210-3.jpg[カメラ]少年サッカー場としてはインフィールド内に1面、フットサルならご覧の通り3面取れる人口芝舗装のグランドです。

概算工事費(建築工事、土木工事)18億円、他に旧鐘ヶ淵中学校の解体の設計、施工等で別途5億円程度の経費が必要とされ、総額23億円。

年間維持管理費は、指定管理料の年間負担想定額5,200~5,500万円、他に水道光熱費年間1,800万円、小規模修繕費(想定)200万円を見込むと年間維持管理料は7,200~7,500万円が見込まれます。

長期的な維持管理費に係る経費は60年間のライフサイクルコストは15億円、1年度当り2,500程度が現時点で想定されています。

年間維持管理費と長期的な維持管理費に係る経費を合計しますと年間1億円になりますので、有効に活用される事を願わずには居られません。

こうして当ブログにこうした費用を記載公開しておく事で将来の年間維持管理費と長期的な維持管理費の変動があった場合の資料となる様に細かく記載させていただきました。

当ブログはデターベースや歴史的経過を知るものとしても使える様にしておりますので是非ご活用下さい。


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