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墨田区の公共事業の入札は公正なのか暴力団関与企業が受注に至る経緯を分析! [墨田区の灰色政治]

20140421-1.jpg[カメラ]この工事を巡り警視庁は3月11日指定暴力団住吉会系組幹部の高橋浩二容疑者(51)、同内縁の妻で㈱音羽工業社長の小林幸恵容疑者(39)ら4人を暴力行為等処罰法違反(脅迫)の疑いで逮捕していますが入札見積経調書はこれを物語って居ます。

報道によると入札基準に基づいて2社で共同企業体(JV)を組んで参加予定だった墨田区の建設会社幹部(46)を同区内の喫茶店に呼び出し、「工事を譲れ。音羽工業はヤクザの会社だ」などと脅迫し逮捕とされています。

こうした脅迫により入札参加予定のJVが全て辞退していた事がわかります。

20140421-2.jpg[カメラ]ここが当時の入札案件の墨111号路線(言問通り)道路景観整備工事(その1)の現場で2億8,700万円で競争無しで落札しています。

情報公開して入札仕様書や入札見積経調書を調べて見ますと同様の不自然な辞退により指名競争入札なのに実際には競争無しで落札している事例が複数出て来ました。

それではご覧ください、これらには全て共通する「鍵」が隠されて居る事に気付かられるのではないでしょうか。

20140422-3.jpg[カメラ]2008年4月25日の入札

20140421-4.jpg[カメラ]2008年5月14日の入札

20140421-7.jpg[カメラ]2010年8月16日の入札

20140421-8.jpg[カメラ]2011年10月28日の入札

20140421-9.jpg[カメラ]2012年9月25日の入札

20140421-10.jpg[カメラ]2013年5月24日の入札

墨田区の公共土木事業でJVが行われる場合はある特定の企業がJVを組んで札を入れれば何故か必ず落札しているのです。

この辺の事情をご存じの方は情報をお寄せ下さい。


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入札の無い指定管理者問題と工期が遅れ怪文書問題にゆれた本所地域プラザ開所式! [墨田区の灰色政治]

20131012-1.jpg[カメラ]10月12日本所地域プラザ開所式が行われ祝辞を述べる山崎区長。

本所地域プラザはこれまでに当ブログで取上げて参りましたが、これまでに問題となった点を整理してみましょう。

1.本年6月26日区民文教委員会が開催され、議案第55号本所地域プラザの指定管理者の指定について話し合われ、選定評価基準等の説明資料が無いと継続審議になり7月2日に臨時区民文教委員会が開催されました。

20130702-2.jpg[カメラ]2.7月2日に臨時区民文教委員会が開催され提出された、本所地域プラザ指定管理者選定に係る要求水準及び事業提案の概要並びに選定評価についてと題されたたった一枚の紙なのには驚きましたし、区議会軽視して強引に進められた事を忘れてはなりません。

3.結果的に指定管理者の選定がガバナンスを理由に入札を経ない随意契約で行われ、選定の公平性に疑問が残るまま採決が行われました。

4.指定管理者となる一般社団法人BIG SHIPはこうした施設の管理者としての実績が全くございません

5.事前に議案に対する資料要求をしているのも関わらず、議会での採決の前日まで資料が出されませんでした。

6.資料が出されない理由は、議案が出された段階で登記簿上、本所地域プラザの指定管理者は実在しない一般社団法人でありあわてて移転登記申請をしていた事がわかりました。

7.一般社団法人及び一般財団法人に関する法律、 により一般社団法人の定款には、目的、名称に加え、主たる事務所の所在地等を事項を記載し、又は記録しなければならない。」とされています。

しかし、一般社団法人地域プラザBIG SHIPの設立登記がされた当時の主たる事務所の所在地は、現在工事中の本所地域プラザが所在地になっており、法務局に確認致しますと、工事中の現場に一般社団法人の主たる事務所として登記する事が出来るのか問い合わせますと、「それは主たる事務所とは言えませんから出来ません」と言われました。

この事は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律に違反して設立された一般社団法人になります。

詳しくは、平成25年第2回定例会での私の反対討論で詳しく述べておりますのでご覧ください。

8.一般社団法人地域プラザBIG SHIPの役員が、自民党の議員や後援会幹部と言う径歴がありまた自民党公認で落選候補者が役員に名を連ねるなど公共公物を管理させるには不適切であるとの区民からの指摘がございます。

9.工期の遅れで開館予定の10月1日の開館日を2週間近く過ぎてしまった事。

10.追加工事分が4千万円近く請求され、区との折り合いが付かず怪文書が近隣に配られる等の問題が発生しています。

20131012-2.jpg[カメラ]工期の遅れの原因の一部となったホール部分の天井ですが、図面上では湾曲部分だけになって居るのですが、この天井部分にダクト配管があり湾曲の工事が出来ず、設計変更が伴い施工業者とトラブルになりました。

20131012-3.jpg[カメラ]11.この建物には駐車スペースや駐輪場が確保されておらず、公道が駐輪場にされる可能性があり、今後こうした事が問題になる事が予想されます。

ご参考までに、この建物工事費は3億1,500万円、一般社団法人BIG SHIPに支払われる指定管理料は5,100万円です。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.155~0.147マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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再び再燃した本所地域プラザ問題!墨田区と施工業者のトラブルで工期の遅延! [墨田区の灰色政治]

20130909-1.jpg[カメラ]墨田区が本所地域プラザの指定管理者にしようとしているユウレイ法人の一般社団法人BIG SHIPが6月28日付で大慌てで登記申請を行った事を以前取り上げましたが今度は工期が半月も伸びる異常事態が発生しています。

20130909-2.jpg[カメラ]これは今年の6月に撮影した工程表などですが、この時に既に工程と工期のズレが生じて居た様です。

工期が遅れる理由を墨田区と施工監理者の双方に聴取して調査して見ますと、墨田区の建築工事の発注の仕方に原因がある事が見えて来ました。

その一番の原因が、最初の予定価格の決定から実態の建設価格のズレがある事をが上げられます。

これは、これまでの墨田区の入札の経過や工事の仕様書を調査して居て建築工事費の予定価格は低すぎる反面、電気や設備工事等が逆に予定価格が高い傾向にあります。

これまでにも建設工事で辞退する施工業者が多いのは採算が取れないか取れば赤字になる予定価格が何故か示され続けて参りました。

すみだ北斎美術館新築工事の建築では、入札参加企業が全て辞退し入札が流れ再入札なった事もこの事を裏付ける結果となって居ます。

こうした背景には、墨田区の財政状況が逼迫しており、こうした部分がかなり切り詰められた結果こうした状況が生まれたと思われます。

本所地域プラザはその指定管理者を一般社団法人BIG SHIPが入札を経ずに行わせる事にガバナンスを理由に決まっておりますが、この財団の幹部や役員は自民党の支援者が名を連ねて居る事も問題視する声が寄せられて居ます。

この一般社団法人は実績も事業実態も不明と言う謎だらけなのですが、指定管理費は今後定期的に支払われる事には変わりありません。

墨田区では次々に天下り先として利用できる外郭団体を作って参りましたのので、こうした外郭団体に流す交付金が財政を圧迫し始めております。

その付けが、公共事業への圧迫を引き起こして居るのではないかと考えられます。

そもそも公共事業は、区内の業者の育成や景気の悪化で苦しむ中小企業を活性化する事が目的の側面もございますので、受注した側が赤字になる様では公共投資の意味がありません。

墨田区では逆の事が行われて居るのではないでしょうか。

役人の天下り先となる外郭団体への補助金や、役人の都合の良い議決をする与党の関係者の居る法人には手厚くとなると困りますし、その手厚い分が予定価格の低め誘導で捻出されて居るとしたら施工業者は苦しみます。

次に考えられるのが、お役人のミスを施工業者に押付ける傾向があるのではないでしょうか。

9月3日の当ブログの記事で取り上げましたが、墨田区の職員には官尊民卑的な感覚を持って居る者がおり、行政の裁量権を振りかざし区民の意志にそぐわない事をやらせようとする輩も居ります。

これは、誰がご主人で使用人なのか履き違えた官尊民卑的な感覚を持って居る者が居る事は確かです。

私達は、複数の種類の税金を国家権力により強制的に負担させられる反面、その対価として行政サービスを受取る事になります。

行政サービスを行う役人が公僕である事を忘れ、特権の乱用や搾取に走れば国民の怒りを買います。

今回の本所地域プラザでは約100ヶ所に亘る設計変更が生じたそうで、これが全て施工業者側の責任と言い切れるのか疑問です。

本所地域プラザの落札価格は3億1,500円でしたが、私の試算ではこれだけの建物で内装が八広地域プラザクラスなら4億円ぐらいと思われますので、恐らく落札業者は赤字か近くに別の工事現場があるとかでないと厳しいと推測します。

やはり役人の利権が優先される行政を変えて行かなければなりません。

[カメラ]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.139~0.131マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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契約案件の謎!毎年同じ業者が落札出来る仕組みをさぐる!入札仕様書の徹底分析4話 [墨田区の灰色政治]

20130714-1.jpg[カメラ]今日は、災害用非常食品の指名競争入札における排他的入札仕様書が作られた背景をさぐってみましょう。

7月12日の当ブログで指摘致しました特許品のモーリアンヒートパックが指定された経緯を調べてみますと、平成17年度から4年計画でサバイバルフーズを発熱剤付アルファー米に替えた記録がございます。

その理由は平成16年(2004年)に発生した新潟県中越地震の教訓から即応性、帰宅困難者の為の携帯性などをふまえた品目を選定する様になった経緯があるのです。

また、従来のカンパンでは高齢者が食べにくいと言う事で柔らかく暖かい食品と言うのもその理由ですが、何もお湯を沸かすのに発熱剤を使う必要があるのでしょうか。

この発熱剤は袋に入った薬剤を別の水が入った袋に投入し98度の高温お湯を沸かす仕組みですから、高齢者には使いにくい事や高温のお湯でやけどの危険性があると言わざるを得ません。

食事1個を個別にお湯を沸かすよりも、カセットコンロでお湯を沸かしやかんやポットでお湯を配る方が管理者が目の届く所で管理出来るのでより危険性は減らせる筈です。

更に、水やお湯を使うと言う点で携帯性については大いに疑問がございます。

区が用意する災害用非常食品は震災当日の1日3分で避難者及び帰宅困難者15万4千人分を用意するとしておりますが、3食分では調査の結果、現在の保管量は11万食程度に過ぎません。

東日本大震災では、帰宅困難者が長い行列を作り歩いて帰宅する光景が見られましたが、墨田区の人口は約25万人に更に帰宅困難者が加わる訳ですから、約11万食ではとても足らない事がわかります。

どうしても各家庭や企業の食糧備蓄に頼らざるを得ないのが現状である事がわかります。

これも行政のポーズ過ぎない事が見えて参りますし、余りにも細かく規定された入札仕様書を拝見しますと、被災者の事よりも特定の業者の為に作られたものではないかと思うのは私だけでしょうか。

災害時の食料計画では、災害当日は区が食料を供給し、2日目は東京都が供給、3日目は道路が復旧するので外からの食糧を供給すると言うものです。

現実には、機動力のある自衛隊が災害復旧や炊き出し等をして下さる事を想定しているものと思われます。

結論から言えば区備蓄している非常食は区民の半分にも行きわたらない事が数時からわかりますので、各自が最低限の食料や水を備蓄する必用があると思います。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.151~0.142マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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契約案件の謎!毎年同じ業者が落札出来る仕組みをさぐる!入札仕様書の徹底分析3話 [墨田区の灰色政治]

20130712-1.jpg[カメラ]防災備蓄倉庫に保管された災害用保存食品の発熱剤付アルファー米セットの入った箱です。

20130712-2.jpg[カメラ]これは平成24年の災害用保存食品の発熱剤付アルファー米セットの入札仕様です。

ここで決められて居るのは株式会社協同社製のモーリアンヒートパックが指定されています、これは特許製品ですからこれに変る製品は使えません。

入札仕様書に特許製品が含まれて居ますと、この製品を扱える業者とそうでない業者に分かれこのメーカーと代理店契約をしている業者が有利になります。

それは、代理店の1社が入札情報をメカーに報告すると、他の代理店や特約店には仕切り価格が割高に設定され差別化が行わる可能性がございます。

また、一般の商社には更に割高にするとか在庫が無い等の理由で売らない事が行われます。

私自身大手総合商社で仕事をしていた時には、メーカーの強さを思い知らされましたが、大量の注文を出すとその数量でどの入札案件かメーカーは知って居て入札の競合先には値段を出して来ません。

これが特許製品ですと売って貰える確約が無ければそもそも入札に参加出来ませんから、仕様書を見た段階で不参加とならざるを得ないのです。

排他的入札仕様書の典型は特許品を忍ばせるのが常套手段です。

通常は、入札仕様書を業者が書いて役所に提出し、役所は仕様書の表紙を作り変える程度で済む様に作成しておくのです。

やはりこれを行うには、担当者との馴れ合いがどうしても必要で、これ無くしてこの様な仕様書が作られるケースは殆ど不可能だと言わざるを得ません。

そもそも単にお湯を沸かすだけなのにモーリアンヒートパックが必用なのかわかりません、登山家が標高数千メートルの高山で食事を作るのと全く状況が違い、区内ではお湯を沸かすならカセットコンロを使えば済む筈です。

モーリアンヒートパックとは、酸化カルシウムとアルミ粉末が主成分の発熱剤で科学反応で98度のお湯を沸かす事が出来るものですが、科学反応時に微量の水素ガスが発生しますので火を近づけると発火の危険がございます。

20130712-3.jpg[カメラ]ここに「発熱剤が非危険物であることのわかる証明書」とはどの様な事が書かれているのでしょうか。

ここにもトリックがあり「発熱剤」と書くことで、中身は酸化カルシウムとアルミ粉末だから危険は無いとなり、科学反応ので発生する水素については触れない事で逃げて居ます。

この様な文面は、酸化カルシウムとアルミ粉末の科学反応の専門的な知識の無いと思われる区のお役人が「発熱剤」と書けるとは思えません。

仮に書けたとしても「発熱剤等」と書く筈で、こう書いてしまうと発生する水素も含まれてしまいます。

更に、意味不明なのは鉛筆とございますが、鉛筆が何故必用なのでしょうか。

20130701-2.jpg[カメラ]この様な入札仕様書が出されれば不参加や辞退で10社中9社が入札に参加しないのは当然ではないでしょうか。

議会での議決事項に関らず入札仕様書が議決前に提出されないのは、こうした問題が指摘されるのを恐れて居るとしか言い様がございません。

また、議員が具体的にどの様なものを買うのか内容も把握出来ないまま賛成票を投じるのですから、自分達の職務は行政の監視・監督である事を自覚していらっしゃるのでしょうか。

これでは、車を買うのに車庫に収まるか寸法も確認せず、燃費等他社の製品と比較する為の仕様書を見ずに購入するのと同じです。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.149~0.141マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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契約案件の謎!毎年同じ業者が落札出来る仕組みをさぐる!入札仕様書の徹底分析2話 [墨田区の灰色政治]

20130710-1.jpg[カメラ]平成24年の災害用保存食品のクラッカーの入札仕様書にあるスペックに完璧に適合するする製品は写真の大手食品メーカーのRクラッカーだけである可能性が強い事がわかりました。

このクラッカーは通常のイースト菌を使い発酵させる炭酸カルシュームを使うソーダクラッカーものと製法が違い、植物油を多く使い発酵させ高速オーブンで焼き上げる製法ですから、食感はサクサクし美味しいクラッカーになります。

美味しい事は良い事かも知れませんが、これも中身の食品自体はコンシューマー用と殆ど変らないものと思われますが、数量や梱包がほぼ特別仕様であると言わざるを得ません。

20130710-2.jpg[カメラ]これが平成24年の災害用保存食品のクラッカーの入札仕様書ですが、原料にモルトエキスと書かれている事にご注目下さい。

モルトエキスとは、麦芽(モルト)を糖化し、濃縮したもので、麦芽独特の風味と甘味のある茶褐色で粘調な液体で、主な用途はこれを混ぜて加熱すると褐色の色が濃くなる性質がございます。

ここから、製品のクラッカーの色がきつね色のクラッカーに絞りこまれますと、ある程度メーカーは限られてしまいます。

熱量の部分を見ますと、一食(26枚88グラム)当たり400カロリー以上450カロリー以下とございますので、普通のソーダクラッカーでは88グラムでは400カロリー以下になってしまいます。

結果的に植物油を多く使う製法で作るメーカーに限られる排他的な仕様である事がわかります。

呆れてしまうのが、ブリキ缶に詰める量とか缶の上下にエアーキャップをあてるとか、段ボールのひれと内ヒレの接着は樹脂製接着剤とするなど、業者でなければ解らない様な事柄が詳細に書かれて居るのは何故でしょうか。

一番おかしいと思えるのが、6の表示で本来なら区が支給品として落札業者に配布し、これを業者が貼つたもので納入する形すべきだと思います。

表示ラベルまでもラベルの専門家ではない業者に作らせる訳ですから、これを業者は外注したり社内で作らせる事になりますので、その分コストが上昇してしまいます。

こうした細部まで規定された仕様書では、特定の業者以外受注出来る可能性が乏しく、排他的な仕様書としか言い様がございません。

業者はこの仕様書を見たら「不参加」とか「辞退」とせざるを得ないと思われます。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.158~0.143マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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契約案件の謎!毎年同じ業者が落札出来る仕組みをさぐる!入札仕様書の徹底分析1話 [墨田区の灰色政治]

20130709-1.jpg[カメラ]これが平成24年の災害用保存食品の入札仕様書の冒頭部分です。

ここで解るのは、品目及び数量の部分で梱包単位が分かります。

例えば、(1)の保存用ビスケットでは27,264食で213箱ですから1箱に128食入りのものである事がわかります。

普通に良く売られて居る災害保存用ビスケット1斗缶では80食と言うのが一般的です。

段ボール箱入りのもでは60食で1箱と言うのが一般的です。

つまり、この梱包単位を考えれば特殊なロットで構成された仕様である事がわかります。

20130709-2.jpg[カメラ]災害用保存ビスケットの墨田区が要求する仕様ですが、ビスケッの原料や熱量、原料の規格が詳細に決められている事がわかります。

ここまで詳細に規定されてしまえば特定のメーカーの製品以外は入り込めない構造である事がわかります。

20130709-3.jpg[カメラ]この厳しい仕様に沿うと思われるのは山梨県内の菓子メカーの製品以外はこの厳しいスペックを満たせる事はかなり難しいと思われます。

しかもこれは一般消費者向けの製品リストから外されていますから、特定の仕入れルートが無いと買う事は難しそうです。

墨田区の指名競争入札の少なくとも災害用非常食品に関しては、仕様書の段階で特定のメーカーも製品以外入れないものに厳しく限定されて居る事がわかります。

これ以外にも厳しい基準や馬鹿馬鹿しい基準が設けられておりますので引き続き特集を組んでお知らせいたします。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.162~0.148マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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契約案件の謎!随意契約で昨年度よりデフレでも約115万円(4.2%△)も高く購入! [墨田区の灰色政治]

20130708-1.jpg[カメラ]平成24年度の入札で落札した業者の単価がわかる部分で、これに消費を加えたものが落札金額になります。

この単価は落札価格からその気になれば表計算ソフトを使い関数を駆使して計算すればある程度正確に算出する事が出来ます。

20130701-3.jpg[カメラ]これは平成25年度の入札でのそれぞれの保存食品の数量ですが、昨年度のものと比較してみますと数量が殆ど変らない事がお判りになると思います。

平成24年度の資料から割り出したそれぞれの食品の単価を平成25年度で示された数量に合わせて計算をして見ますと、26,207,580円になり、昨年度と比べると総額で1,144,978円、約115万円(4.2%△)も高く購入しています。

そこで総務省統計局で公表している消費者物価指数を調べて見ますと食品は、前年同月比で0.3パーセントの下落ですから、災害用非常食品を前年度比4.2パーセントも高く買う事は実質4.5パーセント高く購入した事になります。

最近長期金利が上昇したと言われておりますが、金融市場での長期金利を示す新発10年国債の利回りが0.855パーセントですから、この様な値上げを説明する要因は為替レートぐらいしかありません。

しかし、小麦等輸入原材料を使うメーカーやパン屋さん等がこの様な約4.5パーセントもの値上げをしているでしょうか。

20130708-2.jpg[カメラ]入札仕様書に書かれた備蓄食料品購入計画書ですが、ほぼ毎年同じ位の量の備蓄食料品を毎年購入している事がわかります。

この入札では墨田区は指名競争入札を行ったが不調となったので2回目の入札の際に1社しか応札が無く随意契約にしていますが、約115万円も高く購入した事については何ら説明が無いのは何故でしょうか。

日本経済は、政府の財政及び金融、成長戦略が行われおりますが実態経済へ波及は今後予想はされるものの、未だにデフレから脱却したとは思えません。

この様な状況下で事実上4.5パーセントの値上げとなる随意契約をしようと言うのが謎です。

本来なら、指名競争入札で不調となり、応札者が1社しか現れないなら、一般競争入札を行うべきではないでしょうか。

[演劇]墨田区の入札問題を現在調査中ですので、この様な仕組みの謎をご存じの方からの情報をお寄せ下さい。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.160~0.145マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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契約案件の謎!毎年同じ業者が落札出来る仕組みをさぐる!情報をお寄せ下さい! [墨田区の灰色政治]

20130707-1.jpg[カメラ]「平成25年二定契約議案(物品の買い入れ)資料」と題された文書をご覧ください。

1では、「随意契約とした理由」が書かれております。

理由は、指名競争入札を行ったが不調となった為に「地方自治法施行令、第百六十七条の二  地方自治法第二百三十四条第二項 の規定により随意契約によることができる場合は、次に掲げる場合とする」と定められています。

同法8号には「八  競争入札に付し入札者がないとき、又は再度の入札に付し落札者がないとき」と書かれております。

2では、一般競争入札とせず、指名競争入札とした理由が書かれております。

①では、区内のの中小企業を育成する為である事が強調されて居ます。

②では、独占状態になる事を避ける目的が書かれております。

③では、実績の無い者を排除して効率性を高める趣旨の内容が書かれております。

本当にこの様になって居るのか調べて見ました。

20130707-3.jpg[カメラ]これは平成25年度の入札見積経過調書ですが、12回目の入札では入札に10社参加し1社が辞退し9社が応札していますが、予定価格を上回って居たと言う理由で2回目の入札が行われ、9社中6社が不参加となり、2社が辞退し結果的に入札したのが1社だけであった事がわかります。

これを受けて地方自治法施行令、第百六十七条の二第1項第8号の規定により随意契約になった経緯がわかります。

20130707-2.jpg[カメラ]これは内容が同様の平成24年度の入札見積経過調書ですが、同じ業者が落札しています。

この2年間の入札の参加企業10社は、不思議な事に全く同じメンバーである事を考えますと②の、独占状態になる事を避ける目的と言う趣旨に疑問を感じざるを得ません。

また、2年連続同じ業者が落札又は随意契約して居る事は、①の区内のの中小企業を育成する為である事が強調されて居る事に反する内容になって居るのではないでしょうか。

③では、実績の無い者を排除して効率性を高める事を強調しておりますが、実績の無い者を排除し過ぎた結果10社だけに限定されてしまう恐れはないのでしょうか。

20130701-3.jpg[カメラ]これは入札の仕様が解る部分ですが、梱包単位から考えますと意味不明の端数が指定されたり、同じ飲料水なのになぜ炊き出し用と飲用に区別されて居るのか合理的な理由が見当たりません。

実は、墨田区の競争入札は参加したくてもハードルが高過ぎて参加出来ないと言うクレームが多く寄せられております。

これらには何か隠れた問題点があると思われます。

[演劇]問題点を現在調査中ですので、この様な仕組みの謎をご存じの方からの情報をお寄せ下さい。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.134~0.105マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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本所地域プラザの指定管理者の採決が明日の本会議で行われ反対討論を行います! [墨田区の灰色政治]

20130703-1.jpg[カメラ]最近の自然風景を撮影しました。

お知らせ!

明日の午後1時開催の区議会本会議で行われ本所地域プラザの指定管理者等の議案の採決が行われます。

墨田オンブズマン大瀬康介は、契約案件と本所地域プラザの指定管理者について反対討論を行います。

本所地域プラザの指定管理者については、新たな問題点を指摘いたします。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.153~0.144マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)

 


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